旧目加田家住宅 Kyu-mekata-ke-juutaku
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旧目加田家住宅(きゅうめかたけじゅうたく)は、一部二階の入母屋造り、桟瓦葺の中流武家屋敷。
目加田家は岩国吉川藩士で、幕末頃には170石取りであったという。
この住宅は一八世紀中頃の建築とみられ、西側に二階屋を増設しているほかは改造が少なく当時の技術を伺うことができる。総体に木割が細く建ちは低い。柱を比較的こまかく立て、建具はあまり用いていない。
岩国の武家屋敷は、錦川の氾濫に備えて二階建てが多いが、表側は大屋根を用い、一見して平屋に見える。これは藩主が通る際に「見下ろす」ことがないように、との配慮と言われている。
この住宅は簡素であるが、端正な意匠であって、保存状態の良い本格的な武家住宅として大変貴重である。
目加田家は岩国吉川藩士で、幕末頃には170石取りであったという。
この住宅は一八世紀中頃の建築とみられ、西側に二階屋を増設しているほかは改造が少なく当時の技術を伺うことができる。総体に木割が細く建ちは低い。柱を比較的こまかく立て、建具はあまり用いていない。
岩国の武家屋敷は、錦川の氾濫に備えて二階建てが多いが、表側は大屋根を用い、一見して平屋に見える。これは藩主が通る際に「見下ろす」ことがないように、との配慮と言われている。
この住宅は簡素であるが、端正な意匠であって、保存状態の良い本格的な武家住宅として大変貴重である。
- 住所
- 山口県岩国市横山
- 名前
- 旧目加田家住宅