NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/1


宮城県 護国神社 Miyagi-ken Gokoku-jinja Gokoku Shrine in Miyagi

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 護国神社(ごこくじんじゃ)は、日本の各県にあり、その県に縁故のある戦死者・殉職者などを、日本国に殉じた英霊として祀る神社である。
 宮城県の護国神社は明治三七(1904)年八月二七日、伊達政宗の居城・青葉城本丸址に招魂社として創建されたのを起原としている。昭和一四(1939)年、内務大臣指定護國神社となったが、昭和二一(1946)年七月の仙台大空襲により社殿を焼失してしまったため、昭和三三(1958)年、伊勢神宮別宮「風宮」の旧社殿を移築して現在の姿に復興されたという。
 現在、宮城県出身戦歿者をはじめ、元第二師団管内戦没者など、五万六千余柱が祀られているとされる。
 神社のある城址は標高約一四四mある小山にあるため、眼下に流れる広瀬川、市街地から太平洋まで遠望できる、仙台一の名勝地としても知られている。 
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2007/9/11


鳳鳴四十八滝 Houmei-shijuuhattaki The Homei Shijuhattaki Falls

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 鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはったき)は宮城県仙台市青葉区を流れる広瀬川上流、国道48号沿いにある滝である。
 大小様々な滝が折り重なるように流れる鳳鳴四十八滝。その一番大きな部分の滝は、かつて棒目木(ぼうめき)の滝と呼ばれたこともあった。鳳凰の名の由来は「滝の音が重なりあい、それが伝説の鳥である鳳凰の鳴き声に似ているから」といわれているが、諸説あり、明確なことは不明である。
 周辺は鬱蒼とした木々に囲まれ、滝の涼やかな音だけが響き渡る。滝は絶壁部分を流れ落ちていくため、体を乗り出して覗きこまねば全体像を見ることが出来ない。見るのには少し勇気がいる滝である。
 滝の上部は大きな釜がいくつもつながったように見える。水流が釜から釜へ連続して滑り落ち、岩に砕け散りったものが白い泡のように見える様はいつまでも飽きさせない。
 その昔、天女が降りて舞を踊ったという伝説が残されているが、それがまるで真実であるかのように思える地である。
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2007/8/7


仙台 愛宕神社 Sendai Atago-jinja Atago Shrine in Sendai

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 宮城県の仙台総鎮守にあたる神社が愛宕神社(あたごじんじゃ)である。
 元々は山形県米沢に鎮座していたが、天正十九(1591)年に仙台藩祖・伊達政宗の移動に伴い、岩出山を経てかつては天狗山とも呼ばれた現在の愛宕山に遷座されることとなった。
 その名残か、境内にある楼門の両脇には愛宕大神の使いといわれる大天狗とからす天狗の座像が今も訪れる人を出迎えてくれる。これら両座像は、日本でも最大の天狗の座像だといわれている。
 現在の社殿は慶長八(1603)年に伊達政宗が造営したもので、市指定の文化財にもなっている。
 祭神は火の神である軻遇土神(かぐつちのかみ)で、この神社で行われた火防の祭は、城下を挙げてとくに盛大に行われたという。
 境内には展望台も設けられており、眼下に清流広瀬川を望め、訪れる人に杜の都の景勝をもたらしてくれる。
 ここを訪れた正宗公も、同じように仙台の町を見下ろし眺めていたのかもしれない。
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2007/7/27


広瀬川 Hirose-gawa The Hirose River

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 広瀬川(ひろせがわ)は、宮城県仙台市を流れる主流長46kmの河川で、1級河川名取川の最大の支流である。
 その水源を奥羽山脈の関山峠付近に発する流域面積約311平方kmの河川で、仙台市は、この広瀬川の広大な段丘地形の上に発展してきた町であり、仙台の母なる川と呼ばれている。
 仙台の中心市街地を形成している河岸段丘は、広瀬川の河道変遷により形成されたものであり、広瀬川の特徴である自然崖もこのような過程で形成された。
 多くの貴重な動植物の生息地にもなっており、清流にしか棲まないアユやカジカガエルが見られるほか、カワセミ、ヤマセミなど、百種類を超える野鳥も確認される。
 広瀬川は、仙台市街地を流れる都市河川でありながら、荒々しい自然と豊かな緑が調和する渓谷さながらの景観を残す川である。
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広瀬川灯ろう流し Hirose-gawa-tourou-nagashi The Lantern Float in the Hirose River

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広瀬川灯ろう流し(ひろせがわとうろうながし)は、宮城県仙台市を流れる広瀬川河岸宮沢橋~広瀬橋間にて毎年お盆の季節に行われている行事である。
 今から約250年ほど前の宝暦・天明・天保時代、数度にわたる冷害や大凶作があり、東北で数十万の人々が飢餓に見舞われた。
 その際、伊達藩が広瀬橋近くに救助小屋を設けた事から、悲運の死を迎えた人々を供養する為に広瀬川で灯ろう流しが始められた。
 以来、毎年続けられており、戦後は花火大会も同時に開催されるなど、仙台の夏の風物詩として親しまれ、しばし中断ののち、平成二(1990)年より復活した。
 野外コンサートや、夜には大花火大会が行われ、そのフィナーレには広瀬川一杯に広がる130mの大ナイヤガラが広瀬川を彩る。
 広瀬川灯ろう流しは、仙台を代表する由緒ある行事である。
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2007/2/9


仙台城 Sendai-jyou Sendai Castle

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 1601年築城。現在の宮城県仙台市の青葉山にある平山城である。別名、青葉城ともいう。
 慶長年間に伊達政宗が築造してから、廃藩置県・廃城令までの約270年に渡り、伊達氏代々の居城であり、仙台藩の政庁であった。
 山城という不便さがあって,後に若林館を作り,晩年はそちらで過ごしている。
 仙台城は、青葉山を削平した本の丸を中心に梯郭式に二の丸・東の丸・三の丸が配置され、広瀬川の流れが自然の外堀となり、城の南には龍ノ口渓谷の深い谷が立ちはだかっている。
 広瀬橋を渡り、なだらかな坂を登った所が、大手門跡だ。肥前名護屋城の大手門を移築したとも伝えられる二層の大手門は、惜しくも戦災で無くなり、復元された二層の大手門脇櫓と道を挟んだ城壁が、当時の大手門付近の面影を僅かに偲ばせる。
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