NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/2

湖水ケ池 Komizu-ga-ike Koshimizugaike Pond

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 湖水ケ池(こみずがいけ)は、宮崎県児湯郡新富町日置にある周囲おおよそ1km、南北に長く延びた面積7ヘクタールの池である。
 毎年7月の中旬から8月の中旬ぐらいまで、池一面に蓮の花が咲く。緑の蓮の葉の間からのぞく真っ白な蓮の花は、凛として美しい。
 常時渇水することなく、夏は湖水ヶ池全体が蓮の葉に覆われ、白色の蓮を中心に桃色の蓮も交じり、色鮮やかな光景となる。
 この蓮池で、古くから伝わる独特のレンコン堀りが、冬の風物詩として地元の人によって今も続けられている。
 レンコン栽培は、高鍋藩七代藩主・秋月種茂が冬場に困窮する農民を救う為に植えたのが始まりといわれている。
 池のそばには元禄のころの創建と伝えられる水沼神社がある。水波女神が祭られており、水難除けや農耕の神様として古くから親しまれている。
 湖水ケ池は、盛夏には蓮で埋め尽くされる美しい池である。

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住所
889-1401 宮崎県児湯郡新富町日置
名前
湖水ケ池
電話
0983-33-6012




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