NIPPON Kichi - 日本吉

2007/2/20

杵築雛 Kitsuki-hiina 

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 杵築雛(きつきひいな)は、大分県杵築市にて大切に保管されているひな人形達の事である。
 この地ではなぜか、雛を「ひいな」と呼ぶ。この言葉には、雅言葉独特の美しさが感じられる。
 毎年、ひな祭りの季節になると、藩主松平家ゆかりの古今びなや、「きつき城下町資料館」のひな、「杵築ふるさと産業館」の愛らしい竹ひな、商人の雛人形、地元婦人会の手作りびななど、多彩な雛人形が公開される。
 250年前の雛人形から現代風雛人形まで20数か所の家で展示され、座敷に上がって鑑賞することが出来る。
 また期間中、特別に用意される特産のカキを使ったカキ焼き、ひいな膳・ひいな弁当なども、訪れる者の舌を楽しませてくれる。
 杵築ひいなは、見ているだけで豊かな気持ちになる人形である。

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住所
873-0000大分県杵築市
名前
杵築雛




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日本の美意識。

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