NIPPON Kichi - 日本吉

2007/12/14

照国神社 Terukuni-jinja 

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 照国神社(てるくにじんじゃ)は鹿児島市中心部にある、島津家二八代当主・島津斉彬(しまづなりあきら)を祭神として祀る神社である。
 島津斉彬は曽祖父の影響をうけ、砲術、科学技術、地理学など西洋文化に明るく、シーボルトとも交流があったとされる。藩主就任から亡くなるまでの七年間、富国強兵、殖産興業を掲げ近代洋式工場群の建設を興し、のちの日本の近代化に大きな影響を残す事となる。薩摩切子も事業の一環であり、高度なガラス工芸へと発展した。
 安政五(1858)年の急死後、勅令により照国大明神の神号が授与され、名刹南泉院の跡地に照国神社として社殿が建立された。
 境内には島津斉淋、久光、忠義の名士像が立っている。
 六月中旬には第二代藩主・島津光久の灯した献灯を起源とする六月灯という祭りが市内の各所の寺社で開催される。照国神社は最も規模が多く、約一千個の灯籠が参道に並び、幻想的な風景を映し出す。

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住所
892-0841 鹿児島県鹿児島市照国町19-35
名前
照国神社
電話
099-222-1820




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