南北朝時代・建武のころ、京に住む公卿の娘で萩姫という美しい姫が、不治の病にかかり苦しんでいたところ、「都を去る東北方、数えて五百本目の川岸に霊泉あり。それに浸れば全快する。」と聞きおよび、ここに湧き出るお湯で難病が全快し、この湯に深く感謝して京へ戻ったといわれている。この萩姫伝説にちなんで行われる祭り。
　祭りでは、南北朝時代の衣装を身につけた萩姫たちが、名湯に感謝しながら湯を捧げる「献湯祭」が行われ、他にも萩姫万灯パレードや盆踊り大会、神輿などが祭りを盛り上げる。
　また掘り出し物がたくさんの「めっけ市」（フリーマーケット）や、ミス萩姫撮影会など、家族みんなで楽しめるイベントが盛りだくさんである。