NIPPON Kichi - 日本吉

2007/4/9

お船謡 Ofuna-uta Ofuna-uta Chanting

Jp En


 お船謡は毎年8月、山口県萩市、住吉神社の御神幸祭で行われる行事である。
 神輿のお供として、山車に乗せられた「お船」が市内を巡航し、乗船した囃手、歌手らの「地謡組」による「お船謡」が歌われる。
 お船謡は弘治元(1555)年、毛利元就が厳島の戦いに勝利した時の戦勝の歌とされ、歴代の藩主の乗船、新造船進水などの際に、船と海上での安全を祈願して謡われた。
 江戸時代には、「浜崎歌舸子(はまさきうたかこ)」という歌い手の一族のみが謡うことを許されたが、近年は浜崎町内から歌い手が選ばれるようになった。
 西国随一の戦国大名の遺風を残す夏の風物詩として、人々に親しまれている。

この記事をお気に入りに、追加します

住所
758-0000 山口県萩市
名前
お船謡




NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter