NIPPON Kichi - 日本吉

2007/1/17

五箇山相倉集落 (世界遺産) Gokayama-ainokurashuraku Ainokura Village, Gokayama

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 「五箇山相倉集落」は、富山県の西南端、岐阜県境の山あいに残る、庶民の山村生活の姿を今に伝える合掌造り(がっしょうづくり)集落だ。その昔、平家の落人たちが住み着いたとされる。現在約30戸の家屋があり、今でも約80名が生活しているという。
 「合掌造り」とは、日本有数の豪雪地帯で知られる白川郷・五箇山地方で特徴的に見られる急傾斜の切妻造り・茅葺きの民家のこと。広い屋根裏では養蚕が行われていた。近世では五箇山地方では米が取れなかったので、煙硝、養蚕、紙漉きを生業としていたのである。
 相倉集落の合掌造りの多くは江戸時代から明治時代に建てられ、最も古いものは17世紀に遡ると言われる。ブナの生い茂る山々の緑を背景に屹立する茅葺の三角屋根と水田、畑、石垣などが美しい山村風景を織り成す。
 平成6年には重要伝統的建造物群保存地区に選定され、平成7年には世界遺産に登録された。

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住所
939-1923 富山県南砺市相倉下梨1135番地
名前
五箇山観光協会
電話
0763-66-2468




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