NIPPON Kichi - 日本吉

2007/3/13

モシリヤチャシ Moshiriya-chashi Moshiriya Chasi

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 モシリヤチャシは、北海道釧路市城山にある、アイヌの人々が築いた砦である。
 モシリヤチャシとは、アイヌ語で「島のある川の砦」という意味である。
 1751年、トミカラアヤノが築造したといわれている。
 構造は、北東側三段、南西側二段の変形鏡餅。直径約170メートル、短径約70メートルの楕円形の丘で、内郭と外郭に分かれ、内郭の周囲には空堀がめぐらされ、堀を掘った土を盛り上げて土塁にしている。
 砦としてだけでなく、祭りや、談合に使われる事も多かったといわれている。
 現在は柵で囲われており、山と言うより土手に近い形である。昭和10(1935)年、国指定の史跡に認定される。
 モシリヤチャシは、アイヌの人々が実際に暮らしていた砦であり、貴重な文化資産である。

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住所
085-0826北海道釧路市城山
名前
モシリヤチャシ




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