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2008/2/29


池田湖 Ikeda-ko Lake Ikeda

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 池田湖(いけだこ)は、鹿児島県指宿市池田中浜にある周囲15km、広さ1091ヘクタールのカルデラ湖である。
 縄文時代の約5500年前に噴火して出来た、火山の陥没で生まれた湖で、最深部233m、湖底の火口丘は世界でも珍らしい九州最大の湖とされる。
 市の天然記念物に指定されている体長1・8m、胸回り60cm、体重20kgもの大うなぎが数多く生息する。
 湖畔からは郷土富士の一つである薩摩富士こと開聞岳を望むことが出来、ボートに乗って楽しむことも出来る。
 ジョギングやサイクリングのコースとしても多くの人が訪れ、一月には菜の花が咲き、二月いっぱいまで楽しめる。
 池田湖は、巨大なうなぎの群生で知られる神秘的な湖である。
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2007/12/10


爪木崎 Tsumekizaki 

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 爪木崎(つめきざき)は、静岡県下田市須崎の須崎半島東南端の景勝地である。県名所100選の第3位に選ばれている。
 白浜と下田の中間に位置する須崎半島の爪木崎には、野水仙が群生しており、毎年一二月二〇日~一月三一日までの間、「水仙まつり」が行われている。
 特に爪木崎バス停に近い池ノ段は野水仙の大群落でも知られ、遊歩道も整備されている。
 白亜の灯台が立ち、俵磯(たわらいそ)と呼ばれる柱状節理の断崖など見事な海岸風景を見せる。 爪木崎花園では野水仙の群生で一杯で、水仙の香りが漂う。一帯は海浜植物に覆われ、夏はハマユウ、晩秋にはツワブキなどが咲く。
 爪木崎灯台からは白浜海岸や伊豆七島が見渡せ、爪木崎花園では葉ボタンや菜の花などが咲き誇る。
 爪木崎は、四季折々の花が美しい景勝地である。
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恵比須島 Ebisu-jima 

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 恵比須島(えびすじま)は、静岡県下田市須崎の相模灘にある、直径最長200m、面積およそ2ヘクタールの島である。
 須崎半島の西端に位置する、本土と橋で結ばれた小島で、島内には芝生広場、千畳敷の大岩盤があり、散策や磯遊びの好適地となっている。また、島の先端には、エリカの碑・若山牧水歌碑があり、海と伊豆諸島の眺望が素晴らしい。
 島全体が公園として整備されているほか、須崎恵比須島指向灯・夷子神社・夷子島遺跡などが存在している。
 島頂からは、7世紀から8世紀のものと思われる須恵器とともに、祭祀用の滑石製臼玉や手捏土器が多数発見されており、これらの遺物の出土は、当時、夷子島の島頂に於いて神を祭る儀式が営まれていたことを裏付けているという。
 恵比寿島は、エリカ、ハマユウ、ツワブキなどの植物も群生している、自然と歴史に溢れた島である。
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2007/12/7


海馬島 Todo-jima Todo Island

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 北海道の道北の日本海に浮かぶ礼文島。その礼文島の北端のスコトン岬の真北にある無人島が海馬島(とどじま)である。
 海馬島の周囲は4km。夏期のみ礼文島から漁船で渡ることができるが、周囲を断崖絶壁で囲まれているため、岩場や岸壁に船を着けて上陸する。波が高いと船を着けられないこともある。
 島には、灯台と漁のための小屋が一つあり、海岸には朽ちかけた番屋跡が見られるのみ。
 台地状の島は、貴重な高山植物の宝庫であり、花の浮島と呼ばれる礼文島と同種の固有の植物が群生している。夏場にはアザラシが姿をみせ、冬場にはトドが上陸して体を休める。オオセグロカモメやウミウの繁殖地になっている。
 海馬島は、手つかずの自然が残る、貴重な島である。
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澄海岬 Sukai-misaki Cape Sukai

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 北海道の道北の日本海に浮かぶ利尻島と礼文島。その礼文島の西北部にある澄海岬(すかいみさき)は、島を代表する景観の一つである。
 観光バスで訪れることもできるが、礼文島最北端のスコトン岬からゴロタ岬、澄海岬へと歩いて巡る4時間のルートも用意されている。
 断崖絶壁、奇岩怪石の海岸線と入江や岬に群生するエゾカンゾウやエゾシシドウなどの高山植物の織り成す景観は、まさに日本海が造り出した秘境といえる。
 岬から見おろすと、海底の砂地がくっきりと見え、海底に触れられると思わせるほどの海水は、透明度の高い礼文島のなかでも代表格である。
 澄んだ海水は光の射す角度により、色が微妙に変化する。天気の良い日は、南国の海のように鮮やかなブルーを描き出し、刻々と変化する自然が与えてくれる贈物である。
 透明な海に心を鷲掴みされ、いつまでもいたくなる場所である。
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沼浦湿原 Numaura-shitsugen Numaura Wetland

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 北海道の北端、日本海側の宗谷岬の西に浮かぶ利尻島。その南岸にある沼浦湿原(ぬまうらしつげん)は、利尻富士町の指定天然記念物である。また環境省の日本の湿原500に選定され近くのオタドマリ沼や南浜湿原とともに、利尻島湿地群とも呼ばれている。
 イソツツジやツルコケモモなどの高山植物や湿生植物が野生のまま群生し、日本最北限の赤エゾツツジの原生林が生い茂っている。
 この湿原は、火山の爆裂火口跡にできた湿原と考えられており、沼浦湿原にあるオタトマリ沼に映る利尻富士の姿は、とても見事である。
 日本の湿原の80%は北海道に集中している。全国で湿原が減少を続ける中、ここは、野生のままの姿を残す貴重な湿原である。
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2007/11/29


宮崎手漉和紙 Miyazaki-tesuki-washi 

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 宮崎手漉和紙(みやざきてすきわし)は江戸時代から受け継がれた独自の工法を持ち、一枚一枚丹念に手で漉いて作られる貴重な和紙である。
 特に宮崎県日向にあった高鍋藩では紙の原料である楮(こうぞ)や三椏(みつまた)が多く群生し、美しくおだやかな石並川の流れが楮をさらすのに適していたため、藩の奨励産物として手厚く保護され続け、和紙は藩の重要な産物となっていた。
 宮崎手漉和紙の特徴としては、手作りの温かさ、独特の柔らかい手触りと、同時に強さを兼ね備えている。現在でも宮崎手漉和紙は便箋もとより凧、お面など色々な工芸品の材料としても使用されている。
 昭和六〇年には宮崎県伝統工芸品の指定を受けている。
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2007/10/31


三ツ畑田島 Mitsuhatada-jima Mitsuhatadajima Islands

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 三ツ畑田島(みつはただじま)は、愛媛県南宇和郡愛南町魚神山~平碆の宇和海沖に浮かぶ、3つの小さな島である。
 足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園内にある代表的な景観のひとつで、高さ140mほどの小島が並び、周辺の海底には多種多彩なテーブルサンゴの群生が存在している。
 非常に澄んだ水の下には色鮮やかな数多くの熱帯魚が泳ぎ、海の花畑となっている。 夕景の眺めはひときわ美しく、どこまでも静かな黄金の水面に3つの島影が映り、幻想的でゆったりとした時間が流れる。
 三ツ畑田島は、愛媛・宇和海の面影を象徴する景観である。
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