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2008/5/20


福禄寿 Fukurokuju 

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 福禄寿(ふくろくじゅ)は、道教における神様の一人で、恵比寿様や大黒天を初めとする七福神の一人としても知られている。
 道教においては「幸福」、「封禄」、「長寿」の三つが三徳として強く希求されるが、この三徳を具現化したのが福禄寿だとされており、名前も一字ずつ組み合わせたものとなっている。
 同じく七福神である寿老人と共に南極星の化身とされており、その姿も背が低くて長頭、白髪で長いひげを生やしていることなど、とてもよく似ている。
 また、手には長寿の秘訣が記されているという巻物を結わえた杖と、長寿の象徴である桃を持っているのも似ている。このため、寿老人とは同体異名の神とされることもある。
 ただ、伴っている動物には違いがあり、寿老人は鹿、福禄寿は鶴と亀を伴った姿で描かれたり像が造られたりすることが多い。
 その年齢は数千才とも言われ、長寿と人望においてご利益がある神様として、親しまれている。
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寿老人 Juroujin 

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 寿老人(じゅろうじん)は、道教における神様である神仙の一人であり、南天に輝くカノープス、南極星の化身とされている。
 酒が好きなため、いつも赤い顔をしており、長い白髪、長い頭を持つ仙人の格好をしていることが多い。また、長寿と自然の調和のシンボルである鹿を従え、手には不老長寿の桃と杖を持っている。
 その杖の頭には長寿の秘訣が記されているという巻物がつけられている。
 日本においては七福神の一人として知られているが、同じく七福神である福禄寿と同体異名という説もあることから、七福神からはずされることもあった。
 こうしたことからか、寿老人の鹿に対して、福禄寿は鶴と亀を伴っている姿が多く見られる。
 寿老人の伴っている鹿は千年以上生きているといわれる鹿で、その肉を食べると、二千才の長寿を得るとも言われており、長寿や健康、子孫長久にご利益がある神様である。
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2008/5/12


生駒市 伊弉諾神社 Ikomashi Izanagi-jinja 

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 奈良県生駒市の「伊弉諾神社(いざなぎじんじゃ)」は、長弓寺(ちょうきゅうじ)境内の東側に鎮座する。
 長弓寺は、天平一八(746)年、聖武天皇の時に創建され、天皇の勅願により、寺の守護神として伊弉諾神社が建立された。神社の神職は、長弓寺の僧の中の第一﨟の人が継承していた。
 ご祭神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、素盞鳴命(すさのおのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の三柱である。
 素盞鳴命を祀ることから「牛頭天王社(こずてんのうしゃ)」とも呼ばれている。牛頭天王は、もともとインドの神様で、祇園精舎の守護神であり、後に日本の神様である素盞鳴命と習合した。
 本殿の背後にはうっそうと茂る雑木林があり、静かな佇まいをみせている。
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2007/2/15


室生龍穴神社 Murou-ryuuketsu-jinjya Muro Ryuketsu Shrine

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 室生龍穴神社は奈良県宇陀市、奈良盆地の東方、室生山山中に位置する古社である。別名を龍王社。
 女人高野で知られる室生寺は龍穴神社の神宮寺と言われ、龍王寺とも呼ばれていた。
 縁起は古く、室町前期から水神である龍穴への信仰が行なわれ、朝廷の崇敬も厚く、多くの雨乞いが行なわれた。
 祭神はタカオカミノカミ。奥宮に三龍穴(妙吉祥龍穴、持法吉祥龍穴、沙遮羅夷吉祥龍穴)があり、竜神が住むという伝承がある。
 毎年10月15日には秋祭りである「お渡り」が行なわれ、雄獅子と雌獅子の二体が室生寺から龍穴神社までを渡り、竜神に舞を奉納する。
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宇太水分神社 Uda-mikumari-jinjya Uda Mikumari Shrine

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 宇太水分神社(うだみくまりじんじゃ)は奈良県宇陀市菟田野区に位置する神社。
 崇神天皇の時代に創建されたとの伝承がある古社。葛城水分神社、都祁水分神社、吉野水分神社と並び、延喜式神明帳にある大和四水分社、東の社。
 芳野川に沿って上宮(芳野)、中宮(古市場)、下宮(下井足)の三箇所にそれぞれ祀られる。
 祭神は天水分神、国水分神、速秋津彦神で、いずれも水神。
 中宮の本殿は三殿からなる一間社春日造檜皮葺、朱塗りの水分連結造りで国宝。摂社に春日神社、宗像神社が並び祀られている。
 樹齢500年を超える杉に朱塗りの本殿が映え、清涼な空気が辺りを包む静観の地。
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墨坂神社 Sumisaka-jinjya Sumisaka Shrine

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 墨坂神社は奈良県宇陀市榛原区、宇陀川沿いに位置する神社である。
 元は墨坂の天の森、西峠に位置していたが、文安六(1499)年に現在の地に遷座された。
 明治時代までは天野寺が神仏混合で祀られており、六社権現、天野宮とも称された。
 祭神は墨坂大神であり、この神は天御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、伊邪那岐神、伊邪那美神、大物主神の六柱を総称したものである。
 伝承によれば崇神天皇の御世、疫病が蔓延した時、夢枕に現れた神を祀るとたちまちに平癒したとされ、これが墨坂大神と言われる。
 毎年11月には「墨坂渡御行列」が行なわれ、本社から旧社の天の森のお旅所まで神輿に赤楯、赤太刀を担いで練り歩く。
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2007/2/12


太郎坊宮(阿賀神社) Taroubou-guu(Aga-jinjya) Tarobo Shrine (Aga Shrine)

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 太郎坊宮(阿賀神社)は、約1400年前に創始されたと言い伝えられ、勝運・厄除・開運・商売繁盛に御利益があり、天照皇大神の第一皇子神、正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさかあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)を祀っている。
 本殿の周りには岩座と呼ばれる巨岩、怪石が散在し、本殿前にある夫婦岩という巨岩は、神力によって左右に開いたといわれ、巨岩信仰の中心となっている。この前を嘘つきな人が通ると途端に岩に挟まれてしまうという。
 本殿前の展望台からは、四季折々に移り変わる蒲生野の景色や、御在所岳を始め、鈴鹿連峰のすばらしい景観が楽しめる。
 また、本宮は「太郎坊さん」の名で親しまれている。
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門松 Kadomatsu Kadomatsu New Year Decoration

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 古くから新年を迎えるにあたり、玄関先を清め、鬼や悪い邪気などが家の中に入らぬ様に、門松を立てて新年の神様を招く風習が全国各地に伝えられている。元々は、松・杉・椎・榊といった常緑樹を用いていたのだが、いつしか松を主として用いる様になり、その事から門松と呼ばれる様になった。
 「松は千歳を契り、竹は万代を契る」という諺があり、一般の門松に松と竹が使われるのは、神様の宿る依代(よりしろ)が、永遠に続く事を願って、この組み合わせになった。門松は、12月31日に立てるのを「一夜飾り」といって避ける習慣がある。正月は神様を迎えるので、一日だけでは、神様を迎える誠意が足りない事から。また、29日に立てるのは、「九松」といって「苦待つ」に通ずるという事から嫌われている。12月28日までに立てるのが一般的。
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