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2007/11/9


茂原公園 Mobara-kouen 

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 茂原公園(もばらこうえん)は、千葉県茂原市高師に広がる、面積16万平方mの公園である。
 昭和初期、藻原寺(そうげんじ)背後の丘陵地に開設された自然公園で、茂原市のほぼ中央に位置している。
 山や湖水などの自然の地形を利用し、展望台や散策道、広場やアスレチックなどを取り込んで作られている。
 日本さくらの名所百選にも選ばれており、園内にはソメイヨシノなど2850本のさくらが植えられ、春の夜には華麗にライトアップされる。
 桜の花が終わるとつつじやアジサイが咲き、秋にはもみじやイチョウが色づき、四季折々の自然を楽しむことができる。
 弁天池の中央には茂原弁財天のある島があり、見事な赤いアーチ橋が架かっている。
 茂原公園は、花咲き乱れる美しい公園である。
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2007/9/4


弘前さくらまつり Hirosaki-sakura-matsuri Hirosaki Cherry Festival

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 弘前市(ひろさきし)にある弘前公園では、毎年四月下旬から五月上旬に「弘前さくらまつり」が開催される。二月の雪燈籠まつり、八月のねぷたまつり、一〇月の紅葉まつりと共に弘前四大祭りのひとつに数えられている。
 この桜は正徳五(1715)年、京都から取り寄せたカスミザクラ二五本などを城内に植えたのが始まりとされている。その後明治時代に植栽が数回行われた。
 公園内には津軽氏の居城となった弘前城があり、中心には東北唯一の現存する天守閣がある。明治二八(1895)年に弘前公園となり市民に開放され、現在では、ソメイヨシノをはじめ約五〇種類二千六百本の桜が咲き乱れ、日本を代表する花見の名所となった。
 濠に連なる桜は水面間際まで枝が伸び、水面に写る桜の姿は格別である。また、夜になると明かりが灯され、夜桜のなかに浮かび上がる天守閣は幻想的な姿を見せる。
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2007/8/10


幸田 しだれ桜まつり Kouta Shidare-zakura-matsuri 

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 幸田・しだれ桜まつり(こうた・しだれざくらまつり)は、愛知県額田郡幸田町芦谷の幸田文化公園にて毎年4月上旬頃に行われている祭りである。
 幸田文化公園は、町内を一望できるシンボル塔や多目的広場、遊具などを備え、町民の憩の場となっている場所である。
 桜まつりでは、地元保存会が育てた八重紅枝垂、山桜枝垂など、350本のしだれ桜を始めとした500本の桜を背景に、野点や短歌・俳句・写真コンクール、茶会などが楽しめる。
 しだれ桜の濃い紅色の八重の花が花笠のように垂れ下がる姿は、儚くも美しい。
 しだれ桜まつり開催中は、琴や三河万歳などのステージイベントも行われる。
 幸田・しだれ桜まつりは、楽しく賑やかな祭りである。
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2007/8/7


五ヶ瀬町 花まつり Gokase-cho Hana-matsuri Flower festival in Gokase Town

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 五ヶ瀬町の花まつり(ごかせちょうのはなまつり)は、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬の三ヶ所宮の原にある浄専寺(じょうせんじ)にて、毎年四月上旬に行われる祭りである。
 西栄山浄専寺は、元和元(1615)年、後藤孫太夫によって開基された浄土真宗の寺院である。
 境内の三重の塔前に、幹周り約3m、高さ約15m、樹齢二五〇~三〇〇年と言われるしだれ桜があり、県指定の天然記念物となっている。
 このしだれ桜はウバヒガンの変種が枝を垂らしたもので、毎年四月初旬に淡紅の花をつける。
 しだれ桜花まつりは、この桜を中心に行われる花まつりで、優美、壮麗さについては他に比類がないといわれている。
 五ヶ瀬町の花まつりは、優雅で可憐な花まつりである。
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2007/8/2


桑折城址 Koori-joushi Koori Castle Ruins

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 桑折城址(こおりじょうし)は、宮城県大崎市三本木桑折蛇沼山にある城跡である。
 安土桃山時代(1532~1552)に築城されたとされる。
 桑折城は、戦国時代に大崎家家臣・澁谷相模守(しぶやさがみのかみ)の居城で、伊達領となってからは、伊達政宗側室・阿山方の父・柴田宗義(しばたむねよし)が一時居城としていた。
 鳴瀬川が敵の侵入を防ぎ、反対側は奥深い山で、その方向の斜面はほとんど崖となっており、難攻不落の城だったことが容易に想像できる。
 現在は、展望台から大崎耕土を一望できる館山公園となっており、春になると900本程の桜の老樹が見事に咲く、桜の名所となっている。
 桑折城址は、戦国の昔が偲ばれる史跡である。
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2007/8/1


しばた桜まつり Shibata-sakura-matsuri 

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 宮城県柴田郡柴田町には、「さくらの名所100選」にも選ばれている「船岡(ふなおか)城址公園」と「白石川堤一目千本桜(しろいしがわつつみひとめせんぼんさら)」があり、東北地方随一の桜の名所として知られている。
 毎年4月上旬から下旬にかけては、船岡城址公園で「しばた桜まつり」が行われ、県内外から約20万人の花見客が訪れ、大変な賑わいを見せるという。
 小高い山の上にある船岡城址公園には約1000本のソメイヨシノがあり、見ごろの時期には山全体がピンク一色に彩られる。祭りでは、夜桜ライトアップや大正琴、踊り、太鼓の披露が行われ、花見客の目を楽しませてくれる。
 公園の名物であるスロープカーは、桜のトンネルをくぐるような気分を味わえる。山頂から遠く広がる桜の眺めは目が覚めるほど美しい。
 しばた桜まつりは、みちのくの人々が毎年心待ちにしている、東北の春の風物詩である。

 
 
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2007/7/27


多賀神社 Taga-jinja Taga-jinjya Shrine

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 多賀神社(たがじんじゃ)は宮城県仙台市にある、仙台でも最古の神社である。
 その興りは、今からおよそ千八百年以上も前の景行天皇四十(110)年、天皇より東征の命を賜った日本武尊が、この地に勧請したのが始まりとされている。
 その後は、この地方の守護神として崇められ、この地を収めた領主や武将にも篤く祭祀されていくこととなる。
 仙台に居城を構えた仙台藩祖・伊達政宗公も例外ではなく、仙台藩の歴代藩主達に篤く尊ばれ、第七代藩主重村公により安永四(1775)年には社殿造営の普請が行われている。
 また、古くから延命の神として「お多賀様」の愛称でも親しまれ、境内に植えられている桜などが、シーズンになると訪れる人々を華やいだ雰囲気で迎えてくれる。
 参道は通学路にもなっており、登下校する子供たちの姿も見られる。
 勧請から千八百有余年。歴史のロマン漂うその神社は人々の生活に溶け込み、そして今も親しまれ、大事にされている。
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2007/5/31


伊佐沢の久保桜 Isazawa-no-kubozakura The Kubo Cherry Tree of Isazawa

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 山形県長井市上伊佐沢にある樹齢1200年の古桜。
 伊佐沢小学校のグランドの脇には、国の天然記念物に指定されている、エドヒガンという種の桜が立派にそびえている。幹周り9メートル、高さ16メートル。150年前には枝張りが63メートルもあったという記録が残っている。
 「久保桜」と呼ぶのは、昔この地が「窪」と呼ばれていたからである。
 それとは別に「お玉桜」とも呼ばれる。征夷大将軍であった坂上田村麻呂がこの地を訪れたとき、「お玉」という娘と恋に落ちた。しかし、帰国した田村のもとには、お玉が亡くなったとの知らせが届き、悲しんだ。田村はお玉を偲び桜を送って墓の傍に植えさせたのが、この桜であるという言い伝えがある。
 今でもお玉が将軍を想い続け、この桜に花をさかせているのだろうか。
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