NIPPON Kichi - 日本吉

2008/2/27

久留里城(雨城) Kururi-jou(U-jou) 

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 久留里城(くるりじょう)は、千葉県君津市久留里内山にあった城である。築城の時に3日に一度雨が降り続いたなどと言われ、雨城(うじょう)とも呼ばれている。
 古久留里城は、伝承では平将門の三男・東少輔頼胤(とうのしょうゆうよりたね)が浦田妙見に参詣の際、夢の中でのお告げにより築城した、と言われている。
 実際には、康正年間(1455~1456)に、上総武田氏の祖、武田信長が築いたとされている。
 天文四(1535)年、里見義堯(さとみよしたか)はこの地を本拠とし、改めて古久留里城の下に久留里城を築いた。
 戦国時代は度々北条氏を迎え撃ったが、江戸時代に入って次々城主が入れ替わり、城域は山麓に広げられて近世城郭となった。
 現在は城山公園として整備されており、模擬天守が土壇の天守台脇に建造されている。
 久留里城は、久留里藩の居城として親しまれた城である。

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住所
292-0422 千葉県君津市久留里内山
名前
久留里城(雨城)
電話
0439-27-3478




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