NIPPON Kichi - 日本吉

2007/4/4

香川漆器 Kagawa-shikki 

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 香川県高松市を中心に発達した漆器。
 その歴史は江戸時代後期から始まったといわれる。「玉楮象谷(たまかじぞうこく)」という人物が「蒟醤(きんま)」、「存清(ぞんせい)」と呼ばれる、タイや中国から伝わってきた漆器を見本に、研究を重ね、日本独特の漆器に作り上げた。その証として「玉楮象谷」の名から取った「象谷塗」という技法がある。その他、「後藤塗」、「存清」と呼ばれる技法などが作り上げられた。
 象谷塗は、黒漆をベースに、落ち着いた渋みが特徴であり、漆器の素材は「木地」を使用する。漆を何回も塗り重ね、最後に池や川に自生する真菰(まこも)の粉をまいて仕上げる。
 香川漆器は、味わいが深く、また使い込むほどにつやや渋みがでてくる、歴史ある伝統工芸品のひとつである。

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住所
761-0101 香川県高松市春日町1595
名前
香川県漆器工業協同組合
電話
087-841-9820
email
kagawashikki@nifty.com
HP
http://www.kagawashikki.org/




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