NIPPON Kichi - 日本吉

2007/6/12

有珠山 Usu-zan Mt. Usu

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 洞爺湖の南部に位置していて、日本の中でも特に活発な火山活動をしている標高737mの活火山である。噴火を繰り返し長い年月をかけて成層火山になったが、約7千年前に山頂部が噴火し、山体の崩壊が起こった。この時に南側に大きく口を開け、特徴的な陥没地形が形成された。同時に岩なだれが発生し噴火湾にまで達して、有珠湾周辺の複雑な海岸線を作ったとされる。
 過去100年間に4度も噴火活動が観測されているが、噴火に伴って溶岩ドームや潜在ドームなどの新山を形成するのが特徴で、二つの形で形成された山である。直径約1.8kmの外輪山の中に大有珠、小有珠、有珠新山などの溶岩円頂丘群が形成され、山麓にも昭和新山や金比羅山、明治新山などの円頂丘群が形成されている。
 2000年の大噴火もまだ記憶に新しく、今もなお白い噴煙を上げている状態だが、毎年4月29日には山開きされるので、登頂すれば外輪山展望台から火口原や洞爺湖、噴火湾などの大パノラマが望め、雄大な自然を満喫する事が出来る。

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住所
壮瞥町、洞爺湖町、伊達市
名前
有珠山




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