NIPPON Kichi - 日本吉

2007/5/18

今尾の左義長 Imao-no-sagicho Imao-no-sagicho

Jp En


 「今尾の左義長(いまおのさぎちょう)」は、毎年二月一一日に秋葉神社で行われる。旧年の神札や新年用の門松、しめ縄を焼き、日(火)の神を迎え、大地を暖め万物の成育を祈る行事で、別名「どんど」とも呼ばれる。県の重要無形民俗文化財に指定されている。
 各氏子組が枝や葉が付いたままの青竹を鼓型にして、直径2m、高さ6m、重さ2tの青竹神輿を作る。当日は、化粧をした若衆連が長襦袢に白足袋姿で町内を練り歩き、神輿に火が点けられる。
 轟々と炎の上がる神輿を担いだまま、若者達が町を駆け巡り乱舞する荘厳なこの火祭りでは、燃え残りの青竹は火難や雷除けのお守りになり、残り火で焼いた餅は病魔除けになると言い伝えられている。
 城下町今尾に、今なお400年の伝統が受け継がれていることを垣間見せてくれる祭りである。

この記事をお気に入りに、追加します

住所
503-0321 岐阜県海津市平田町今尾
名前
今尾の左義長




NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter