NIPPON Kichi - 日本吉

2007/10/9

絹の道 Kinu-no-michi Silk Road

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 絹の道(きぬのみち)は、東京都八王子市~神奈川県横浜市を結ぶ道の事である。現在の国道16号とほぼ同様の経路を辿る。
 八王子は古くから桑都(そうと)と呼ばれ、生糸絹織物の生産が盛んだった。安政六(1859)年、横浜の開港と共に生糸の需要が高まり、八王子は信州・甲斐方面からの生糸商人たちの拠点となった。
 生糸貿易で頻繁に使われた道は鑓水(やりみず)街道または浜街道と呼ばれ、日本のシルクロードにあたるということから、のちに「絹の道」として知られるようになった。
 この生糸を運んだ交通路は、歴史的な意義が認められ、そのうちの一部が自然を残して整備されている。また、鑓水商人屋敷跡には「絹の道資料館」が開館している。
 絹の道は、幕末・明治の人々・特に鑓水商人たちの足跡を残す、貴重な史跡である。

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住所
192-0000 東京都八王子市
名前
絹の道




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