NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/7/20


とうろう流しと大花火大会 Tourou-nagashi-to-daihanabi-taikai Lantern Floating and the Great Fireworks Display

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 とうろう流しと大花火大会(だいはなびたいかい)は、福井県敦賀市松島町の松原海岸にて、毎年8月16日に行われる名物行事である。
 昭和二五(1950)年、旧盆に、戦没者の霊を慰めるために始まったとされる。
 大花火大会は、名勝「気比の松原」をバックに、水上花火やスターマインなどが、日本海側最大級の1万2000発が打ちあがり、ダイナミックに繰り広げられる。
 また、大花火大会にあわせ、僧侶の読経の中、赤・青・黄色の3色の灯籠約6000個が松原海岸にいっせいに流される。
 近年ではレーザーや音響を駆使した大規模な舞台設定も行われ、打ち上げ花火に始まり、キャラクター花火など、技巧を凝らしたものもある。
 とうろう流しと大花火大会は、水と光と音が調和した、厳かでありながらも神秘的な催し物である。
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2007/7/12


さぬき高松まつり Sanuki-takamatsu-matsuri Sanuki Takamatsu Festival

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 さぬき高松まつりは、香川県高松市にて行われる四国4大まつりの1つで、香川県を代表する祭りである。
 高松市の祭りの中でも最も賑わいを見せ、メインは何といっても、高松市中央公園で行われる「高松おどり」や「さぬき踊り」などの「総おどり」で、約4000人もの人々が群舞を繰り広げる。
 その他にも郷土芸能やパレード、うどんの大食いを競う「うどリンピック」も披露され、祭りを盛り上げる。
 祭りのもうひとつの最高潮は、西日本最大級と言われる約5000発もの打ち上げ花火で、無数のカラフルな光がまばゆいばかりに夜空を彩る。
 さぬき高松まつりは、祭りムード満載の大イベントである。
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2007/7/9


おたる潮まつり Otaru-ushio-matsuri Otaru Ushio Festival

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 北海道小樽市で、昭和四二(1967)年に小樽の歴史や文化の伝承、そして小樽の発展を祈願する契機として始まったのがおたる潮まつりだ。
 小樽港を中心に、毎年七月の最終金、土、日曜日の3日間にわたって行われ、100万人以上の来場者が道内外から訪れる。
 市内各所に、その表面に波をあしらった「潮ちょうちん」が飾られ、祭りが始まると市内は一挙に活気付く。
 二日目には潮音頭にのって、市内中心部を道内外から参加した5000人を越える踊り手たちが踊り、練り歩く「潮ねりこみ」が行われ、さらに祭りの雰囲気を盛り上げる。
 各所では様々なイベントも同時に催され、郷土芸能である「潮太鼓」の図太い音色も楽しめる。そして最終日にはおよそ2500発もの花火が打ち上げられ、小樽港の夜空を美しく染め上げる大花火大会で締めくくられる。
 海への感謝と郷土小樽の発展を願うお祭りの余韻は、そう簡単には冷めそうもない。
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えれこっちゃみやざき erekotcha-miyazaki Ere-kotcha Miyazaki Festival

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 宮崎市制60周年を記念して1984年に始められた「宮崎ふるさとまつり」をリニューアルし、新たに2002年から始められた「まつりえれこっちゃみやざき」は、日本の伝統的なお祭りで見られる盆踊りと、現代のダンススタイルをコラボレーションした新しいタイプの祭りである。
 7月の終わりの2日間、宮崎民謡などに合わせて約1万人が参加する「市民総踊り」とダンスコンテストの「えれこっちゃみやざき」をメインに、踊りやダンス、パフォーマンスなど九州各地から様々な踊りの集団が集まり、宮崎市の中心街等で暑い夏を体全体で表現する。
 「えれこっちゃ」は宮崎の方言で「えらいことだ」の意味を表すが、文字通り大変な賑わいを見せてくれる。
 その他にも、県内の太鼓グループによる「太鼓舞台」や宮崎の豊かな食材に出会える「キッチンガーデン」など、お祭り気分を十ニ分に満喫できる。
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2007/2/19


竹馬 Takeuma Japanese Stilt-Walking

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 竹馬は、元々は中国で興った遊びで、平安時代頃には日本にも伝わっていたようである。
 竹馬とは、竹に板で作った足場を取り付けた物、或いは「竹馬」に乗って歩く遊びの事である。
 竹馬は2種類存在する。
 1つは中国から伝わった古いタイプで、笹竹を馬に見立てて股に挟み、魔法使いの箒のようにまたがって遊ぶものである。
 もう1つは、江戸時代後期に広まった、背丈より高い二本の竹に足組みを作り、そこに自分の足を乗せて二本の竹を実際の足のように動かして遊ぶもので、現在、竹馬と言えばこちらの事を指す。
 竹馬は、竹の上でバランスよく歩く事により、筋力を鍛え、平衡感覚を磨く効果があると考えられている。
 今でも大会が開かれたりしており、全国に愛好者がいる、昔懐かしいスポーツであるとも言える。
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双六 Sugoroku 

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 双六(すごろく)は、中国、朝鮮を通り日本へと伝わったといわれる。雙六とも書き、読みは同じだが、意味は別である。
 本来あったのは雙六の方で、今では盤双六と言われている。複雑なルールを持つ、サイコロを2つ使うボードゲームであり、江戸時代まではよく遊ばれていた。
 一方の双六の方は、絵双六と言われ、後世に誕生した。絵を描いた紙の上に一人一つの駒を置き、サイコロを1つ使うという単純な遊びで、今では一般的に双六と言えばこちらを指す。
 双六はゲーム開始から終了までが長く、運次第で誰でも勝者になれる事や、勝敗が分かりやすいという特徴から、古くはギャンブルとしても遊ばれていた。
 双六は、子供から大人まで、誰もが楽しめる単純で楽しい遊びとして、今でもよく行われている遊戯である。
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福笑い Fukuwarai 

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 福笑いの起源は明らかになっていない。江戸時代後期から遊ばれ始め、明治時代にはお正月の遊びとして定着した。
 遊び方は、顔の輪郭を描いた紙の上に、布などで目隠しをされた者が切り抜いた眉、目、鼻、口などを、正しいのではないかと感じる位置に並べていく。
 絶対的なルールはなく、「正確な位置に置いた者の勝ち」「面白い顔を作った者の勝ち」など、その時々で勝敗を決める。
 そもそも、勝敗を決めずに皆で顔の出来上がりを見比べるだけでも、十分楽しめる遊びである。
 代表的なものは「おかめ」「おたふく」であるが、軍人や、近年ではアニメキャラクターなども製作されている。
 福笑いは、一年のはじめの正月において、笑うことによって福を招くという伝統的遊戯である。
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2007/1/26


龍門の滝 Ryuumon-no-taki Ryumon Waterfall

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 龍門の滝は、大分県玖珠郡九重町の竜門寺境内に存在する、高さ20m、幅40mの滝である。
 中間に滝壷がある二段落としの滝で、夏には滝すべりや水遊びをする人で賑わう。
 鎌倉時代、中国(宋朝)からの渡来僧・蘭渓道隆禅師が幕府の招きに応じた際、当地に立ち寄り、この滝が「河南府の龍門の滝」に似ていることから龍門の滝と命名した。更に一宇を建立し、吉祥山竜寺と名付けたと伝えられる。
 シンメトリーな形状は一際目を引く美しさで、紅葉の名所としても知られている。
 また、この滝には大蛇がすみ、雷雨とともに清から現われ、太平寺の仁王門に巻きついたという伝説が残っている。
 辺りは竜門温泉と言われる天然温泉が湧き出る地である。
 龍門の滝は、なだらかな岩床を滑る滝すべりで子供達にも人気の遊び場であり、景勝地である。
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