NIPPON Kichi - 日本吉

2008/5/22

小谷城 Odani-jou 

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 滋賀県の「小谷城(おだにじょう)」は、諸説あるとされるが、大永四(1524)年頃に初代当主・浅井亮政(あざいすけまさ)が築いた山城である説が有力とされる。
 湖北町と浅井町にまたがる小谷山の自然の地形を利用して、東西の尾根づたいに各郭が配置、本丸や大広間などが建てられていた。琵琶湖や湖北三郡を一望する事が出来るこの場所は、中世五大山城の一つに挙げられる。
 小谷城は久政、長政と三代まで続いたが、元亀(1570~1573)から天正年間(1573~1591)に亘る騒乱の中で、織田信長に攻められ落城した。そして羽柴秀吉の居城となるが、山城は時代に合わないという理由で長浜城を築城、小谷城は廃城となった。
 小谷山全山に及ぶ城跡の遺構から、当時の面影と共に浅井長政の妻で「戦国一の美女」と賞されたお市の方や、茶々・初・江といった三人の娘達の生涯が偲ばれる。
 昭和一二(1937)年には、国の史跡に指定されている。

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住所
529-0313 滋賀県東浅井郡湖北町伊部
名前
小谷城




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