NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/13


獅子舞 Shishi-mai Shishi-mai Dance

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 中国から伝えられたとされる獅子舞は日本全土に広がり、いろいろなバリエーションがある。
 お囃子に合わせて舞う獅子舞は、大きく分けて、中国の様に、複数人数で舞う伎楽系と一人が一匹を担当する風流系の獅子舞がある。舞い方も諸流派あり、風流系や神楽系を中心に数々の舞いが存在し、同じものは二つとないと言われている。獅子の頭部(獅子頭)は木製(桐)が多いのだが、和紙による張子のものや最近では発泡スチロールによるものもある。
 元々の中国も、古くからあり、現在演じられているものは清の時代に確立された形で、競技もある。旧正月や商店の開店祝いなどで演じられ、中華街においても各町に獅子舞団があり、イベントごとに演じられている。
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2007/1/23


博多祇園山笠 Hakata-gion-yamakasa Hakata Gion Yamakasa

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 博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)は、福岡市博多区で7月に開催される祭である。
 伝承によると、鎌倉時代の仁治二(1241)年、博多で疫病が流行した際に、承天寺の住職聖一国師弁円が木製の施餓鬼棚に乗り、水を撒きながら疫病退散を祈祷したことが発祥とされる。
 この施餓鬼棚が発展して山笠の形となったともいわれているが、それについては諸説あり、その起源は定かではない。
 山笠を担いで駆け回るスピードを競い合う「追い山」は、博多祗園山笠のクライマックスであり、近隣各地から多くの観衆を集めている。
 博多祗園山笠は、日本三大祇園祭の一つであり、博多総鎮守である櫛田神社への奉納神事である。この勇壮な伝統行事は、国の無形民俗文化財に指定されている。
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玉競り Tamaseseri Tamaseseri Festival

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 玉競り(たませせり)とよばれるのは、福岡県福岡市東区で行われる玉取祭の事である。
 毎年1月3日に行われる玉取祭は、文字通り宝珠と呼ばれる玉を競い合う男たちの祭りである。
 陰陽二つの木製の宝珠のうち陽玉(直径28cm、重さ8kg)に触れて頭上にかざすと家門が繁栄し幸運が授かるといわれ、総勢250人の褌姿の男たちが勢い水を浴びて宝珠を奪い合う。
 玉の由来には諸説有り、定かではないが、一説に神功皇后三韓との戦いの時、龍神の捧げた満珠千珠の玉にあやかっているとも言われている。
 いずれの説でも、1個を筥崎宮に奉納したが、夜、光を放って鳴動するなど、数々の不思議な事があるので、他の1個も筥崎宮に納められたと言うのは同じである。
 玉競りは、500年前から続く勇猛で壮観な奇祭である。
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