NIPPON Kichi - 日本吉

2007/2/26

合戦場のしだれ桜 Kassenba-no-shidare-zakura 

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 平安時代に朝廷の命で奥州征伐に来た八幡太郎義家と、この地方の豪族、阿部貞任と宗任の兄弟が戦った場所とされ、その地に咲き誇る事から「合戦場のしだれ桜」と呼ばれる様になった。
 満開時には滝が流れ落ちるように見事な花を咲かせ、その堂々として華麗な立ち姿は圧巻。手前に広がる菜の花の黄色のコントラストも絶妙で、根元に太いアセビやシキミの木がある為、一本の木のように見えるが、実は二本の木が寄り添うように花を咲かせており「大林のめおと桜」とも呼ばれている。
 近くにある福田寺の桜が「三春の滝桜」の娘とされ、この桜は福田寺の桜の枝が成長したもので、孫に当たる。樹齢は約150年、この濃い目の艶やかなピンク色は、「滝桜」譲りと言える。

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住所
964-0301 福島県二本松市東新殿字大林145
名前
合戦場のしだれ桜
HP
http://kassenba.sakura.ne.jp/




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