NIPPON Kichi - 日本吉

2007/3/2

鐙瀬溶岩海岸 Abunze-yougan-kaigan 

Jp


 鬼岳が活火山時代に噴出した溶岩流が海岸へ流れ込み、溶岩海岸となった。黒い岩肌と海岸線は、変化に富み、波打ち際は7キロにわたり暖流の影響で一帯は亜熱帯の植物も多く見られる。
 永正4(1507)年、16代領主囲公が、妹婿玉浦納の反逆にあい辰の口城を攻められ、囲公はうまく馬で逃れるが、この地で鐙が切れてしまう。陸路での逃避はこれまでと断念し、囲公は漁舟で黒島に落ちのびた。しかし反逆党は黒島に迫り、とうとう囲公は自刃してしまった。以来、この地を鐙瀬と呼ぶようになったと伝えられている。
 ここは年中温暖な無霜地帯で、いたるところに亜熱帯植物が繁茂し、情熱的な花木が咲きみだれ、美しい景観を呈している。

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住所
853-0024 長崎県五島市野々切町
名前
鐙瀬溶岩海岸




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