NIPPON Kichi - 日本吉

2007/3/13

妙法殿 Myouhou-den Myohoden Hall

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 妙法殿は、奈良県吉野郡吉野町吉野山にある修験道の金峰山寺寺内にある建物である。本尊は、釈迦如来像。
 元々この場所には、後醍醐天皇の南朝時の住まいがあったとされている。
 昭和38(1963)年、金峰山寺は、南朝皇居跡の一角に南朝四帝と南北朝時代以後の戦乱によって死亡した多くの霊を祭るため、南朝妙法殿を建立した。
 元は実城寺の本尊であった、木造釈迦如来座像は、数多い金峰山寺の仏たちの中でも最も古い仏像で、九世紀末か十世紀初めごろの制作といわれ、檜の一木から彫り出されている貴重な品である。
 春には吉野山の桜が綺麗に咲き、雨の上がった日や雪の降る日の景色は最高である。
 妙法殿は、訪れるものを楽しませてくれる、鎮魂の場である。

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住所
639-3115奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
名前
妙法殿(金峯山寺)
電話
0746-32-8371




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