NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/23


桂樹舎 Keijusha Keijusha Paper Mill

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 山麓から湧き出る名水に恵まれた越中八尾は、江戸時代の元禄年間から良質の和紙作りが盛んであった。「八尾和紙」と呼ばれるその和紙は、丈夫で腰があるため、主に「富山の薬売り」の膏薬紙、袋紙、包装紙などに用いられたという。現在でも財布や手提げ袋などの加工品として使われている。
 「桂樹舎」は、この八尾和紙の伝統を守る製造所のひとつ。和紙展示館の「和紙文庫」を併設している。日本に限らず世界の紙を、「工芸品」という視点で選んだ品々に重点を置く和紙展示館だ。
 館内は4室に分かれ、紀元前1000年のパピルスをはじめ、紙の発展過程を紹介するとともに、日本の古写経から、江戸期以降に発達した和紙を材料とした加工品の生活必需品を数々展示している。
 隣接の製造工房では、和紙の製造工程の見学や紙漉き体験もできる。
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2007/1/15


包む Tsutsumu Wrapping

Jp En

 「包む」と書いて「つつむ」と読む。この「包」という漢字は、腹の中に子を身ごもっている女性の姿を描いた象形文字からきているそうである。
 従って、「包む」という言葉には母性的なやさしさが表れている。
 日本では「つつむ」と聞けば、風呂敷などを思い出す。1枚の布が自由自在に変化し、いろんな形でつつむという表現を表す。柔軟な七変化のやわらかさ、やさしさを感じるものである。
 「包む」と書いて「くるむ」とも読む。「つつむ」は「霧につつまれる」などにも用いられるが、「霧にくるまれる」とは使わない。「くるむ」は「つつむ」をより身の回りに特化した言葉である。その意味は「巻くようにものをつつむ」となり、風呂敷はもちろん、「衣」という表現とマッチする言葉だ。
 日本の昔からの作法では、包装紙で「つつんだ」プレゼントを風呂敷に「くるんで」相手の下へ運ぶと、2倍のやさしさにつつまれるのかもしれない。
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