NIPPON Kichi - 日本吉

2007/2/2

白山比め神社 Shirayamahime-jinjya 

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 北陸の霊山白山の信仰の中心。かつて船岡山山頂に祀られた祠が白山比め神社の始まりといわれている。二〇〇〇年以上前のことである。
 養老元(717)年に泰澄上人が白山で修行し、山麓に神殿を建造した。これから白山信仰は全国に広まり、白山比め神社がその中心となる。
 修験道が盛んになると、白山比め神社はさらに隆盛を迎えたが、鎌倉時代以降、各寺社の分裂抗争の折り、勢力は衰え、文明十二(1480)年の大火などで、ご神体を残し、ほとんどの社殿は失われてしまった。
 江戸時代に入り、藩主となった前田利家の白山信仰は篤く、社殿を復活し、同社は藩の管轄になる。しかしその後、寛永八(1668)年に白山は江戸幕府の直轄地となり、明和六(1770)年に藩主前田重教が、今に残る本殿を寄進した。
 以降、白山比め神社は、白山信仰の中心として、人々の信仰を集めている。

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住所
920-2114 石川県白山市三宮町ニ105-1 
名前
白山比め神社
電話
0761-92-0680
HP
http://www.shirayama.or.jp/




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