NIPPON Kichi - 日本吉

2007/2/26

須賀川牡丹園 Sugakawa-botan-en 

Jp


 240年程前の1766年、須賀川で薬種商を営んでいた伊藤祐倫が牡丹の根を薬用にしようと、苗木を摂津から取り寄せ栽培したのが始まり。その後、明治初期に柳沼家が受け継ぎ、種類、株数を年々増やし、現在の形をつくり、1932年には国の名勝に指定された。
 風薫る5月の息吹とともに、10ヘクタールの園内で290種、7000株の古木が華やかに、そして優雅に咲き誇る。規模も美しさも世界最大級の名勝。正面に立つ牡丹園のシンボルである牡丹姫像は、友好都市中国洛陽との牡丹を架け橋とする交流の証として建てられた。
 毎年11月の第3土曜日の夜、牡丹園内では、牡丹焚火が催される。この催しは、天寿をまっとうした牡丹の枯木を供養するもので、赤々と炎を立ち上げ天に昇り最後を奉る。1978年から、この焚火を囲んで句会が開かれており、毎年全国から100人以上の俳人が訪れている。

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住所
962-0815福島県須賀川市牡丹園80-1
名前
須賀川牡丹園
電話
0248-73-2422
HP
http://www.botan.or.jp/




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