NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/31

清水目 八ッ鹿踊 Suzunome Yatsushika-odori 

Jp


 清水目八ッ鹿踊(しずのめやつしかおどり)は、一迫(いちはさま)に伝わる伝統芸能で、長い「ささら」をつけて踊るのが特徴である。「ささら」とは、竹や木などを束ねて作製される道具のことをいい、舞踊などの時、装身具の一部としても用いられる。
 大変迫力のある踊りで祖霊供養を主とし、魔除の踊りでも知られている。伊達政宗の時代から一門の白河家より「おかかえじし」として保護育成された。
 古典的で勇壮な踊りとして、昭和四六(1971)年に県の民族芸能文化財に指定された。
 牡鹿の背には「行参」と書かれた文字が書いてある。仙台の藩祖伊達政宗がこの踊りを大変気に入り、毎年青葉城に来て踊るようにと「行参」という二字を賜ったからだ。また、伊達一門の九曜の星の紋を許され、格式の高い郷土芸能として受け継がれている。
 鹿踊(ししおどり)は福島・宮城・岩手・山形県に共通し、盆の祖霊供養に集落の各戸を巡ったという。

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住所
987-2308 宮城県栗原市一迫真坂
名前
清水目八ッ鹿踊保存会
電話
0228-52-2111




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