NIPPON Kichi - 日本吉

2007/6/28

初弘法 Hatsukoubou 

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 京都・東寺の初弘法(はつこうぼう)とは、毎月21日に行なわれる市「弘法さん」と呼ばれる市の、一年の最初の日を指す。
 東寺では、開祖とされる弘法大師空海入寂の835年3月21日を期して縁日としたが、当初は年に一度だったのが、1239年以降は毎月行われるようになった。縁日には御影供法要が営まれ、境内には弘法市が立つ。1月の市を「初弘法」と言うのに対し、年末21日の市を「終い弘法(しまいこうぼう)」と言う。
 毎月行なわれるようになった当初は、屋台で茶を商う商人がいた程度であった。それが江戸期になって茶店以外に植木屋や薬屋なども出店、規模は徐々に膨らみ、これが「弘法さん」の起源であるとされている。
 現在では植木、古道具などから生活雑貨、食べ物を扱う露店まで実に様々で、例年およそ1300店余りが並ぶ。
 市は朝5時頃から日没時の夕方4時ごろまで終日行なわれ、多くの人々で賑わう。

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住所
601-8473 京都府京都市南区九条町1
名前
初弘法




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