NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/13


獅子舞 Shishi-mai Shishi-mai Dance

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 中国から伝えられたとされる獅子舞は日本全土に広がり、いろいろなバリエーションがある。
 お囃子に合わせて舞う獅子舞は、大きく分けて、中国の様に、複数人数で舞う伎楽系と一人が一匹を担当する風流系の獅子舞がある。舞い方も諸流派あり、風流系や神楽系を中心に数々の舞いが存在し、同じものは二つとないと言われている。獅子の頭部(獅子頭)は木製(桐)が多いのだが、和紙による張子のものや最近では発泡スチロールによるものもある。
 元々の中国も、古くからあり、現在演じられているものは清の時代に確立された形で、競技もある。旧正月や商店の開店祝いなどで演じられ、中華街においても各町に獅子舞団があり、イベントごとに演じられている。
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2007/2/6


えぼし岩 Eboshi-iwa Eboshi Rock

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 えぼし岩(烏帽子岩)は、神奈川県茅ヶ崎海岸にある岩である。
 えぼし岩とは、茅ヶ崎海岸沖合1.2kmにある、大小30数個の小島が集まった姥島(うばしま)の、中央に突き出た高さ15mの岩である。
 えぼし岩の誕生は、300〜600万年前といわれている。周辺の地層は茅ヶ崎最古のもので、海底に堆積した地層が隆起したものといわれる。
 えぼし岩付近は昔から絶好の漁場で、江戸時代には伊豆の漁師と地元小和田の漁師との間で漁場争いが起こったりもした。
 昔のえぼし岩は現在のものより先端部分がより烏帽子らしく、西へ長く尾を引いていたが、戦後、米軍の射撃訓練の標的にされ、その先端部分は消失してしまった。
 えぼし岩は、今でも湘南の人々に愛される、茅ヶ崎のシンボルである。
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2007/1/25


かんこ踊り Kanko-odori The Kanko Odori Dance

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 かんこ踊りは、三重県伊勢市とその周辺で踊られる盆踊りである。別名シャグマ踊り。
 かんこ踊りは胸に「かんこ(羯鼓)」と呼ばれる締め太鼓を下げ、両手のバチで打ち鳴らしながら踊る民俗芸能で、かぶりものや背にかつぐものが、大型で華やかな風流芸能である点も特徴である。
 お盆に先祖の供養、或いは新盆の供養のために踊られるもので、10〜15人が輪になって踊る。
 頭に「しゃぐま」と呼ばれる被り物をかぶったりするタイプと、花笠をつけたりして優雅に踊るタイプの2通りがある。
 「しゃぐま」は馬の毛を糊で固めたもので、腰蓑と調和し、美しく幻想的な世界を作り出す。
 かんこ踊りは、白装束で太鼓を抱え、打ち振りながら、時には激しく踊り、練り歩く。そのさまは大変派手で、勇壮である。
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