NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/1


東京 御岳山 Tokyo Mitake-san 

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 古くから山岳信仰の霊山として親しまれてきたのが、御岳山(みたけさん)である。標高は929メートルあり、東京、山梨、埼玉、長野の1都3県にまたがりそびえている。御岳山は、秩父多摩甲斐国立公園に属しており、その東端に位置している。
 御岳山山頂にあるのが武蔵御嶽神社で、関東一円に講が組織されている。御祭神は、櫛真知命(くしまちのみこと)大巳貴命(おおなむちのみこと)少彦名命(すくなひこなのみこと)である。その昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が御東征のおりに、この山に陣を張り山頂に武具を納めたと言われ、これにより「武蔵」の国の名がついたと言われている。
 山頂からは日光連山や筑波山、空気の澄んだ日には房総半島、江ノ島なども眺められる。
 御岳山へはケーブルカーやリフトで山頂付近まで行くことができ、多くの人々が気軽に登山を楽しむ姿がみられる。周辺は御岳ロックガーデンと呼ばれる岩石園をはじめ、東京とは感じさせないほどの大自然が残り、年間を通じ多くの観光客で賑わいをみせる。
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2008/5/26


阿豆佐味天神社(立川水天宮) Azusamiten-jinja(Tachikawa-suitenguu) 

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 立川市砂川にある阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)は寛永六(1629)年、現在の西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷、殿ヶ谷村・阿豆佐味天神社より勧請され、この地区の新田開発の守り神として創建された神社である。
 医薬神として知られる少彦名命(すくなひこなのみこと)と天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祭神としている。
 総けやき造りの本殿は、元文三(1738)年創建の市内最古の建築物といわれ、有形文化財に指定されている。
 昭和三六年(1961)年、砂川五番より遷座された水天宮は「立川水天宮」と呼ばれ、安産の守り神として篤い信仰を集めているという。
 境内には、砂川地区の養蚕業を長年見守ってきた蚕影神社(こかげじんじゃ)がある。最近では、祈願すると行方不明になった猫が無事に帰って来る「猫返り神社」として、訪れる愛猫家も多いという。
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2008/5/23


五條天神社 Gojou-ten-jinja 

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 五條天神社(ごじょうてんじんじゃ)は、東京都台東区上野公園にある神社である。祭神は大己貴命(おおなむじのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。
 景行天皇の御代(71~130)、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征伐の際、現在の上野の山一帯である上野忍が岡を通った時、大己貴命、少彦名命の加護を感謝して、この地に両神を祀ったのが創祠という。
 社地は以来、今の摺鉢山である天神山、アメヤ横丁入口にあたる瀬川屋敷他、幾度か変遷を重ね、昭和三(1928)年、創祀の地に最も近い花園稲荷神社隣りに遷座した。
 祭神2柱は兄弟の緑を結び、特に疫病や耕病に苦しむ人々に製薬と治療の方法を授けた事から、医薬の祖神として信仰されている。
 五條天神社は、室町時代中期には上野山に鎮座している事が明らかになっている古社である。
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