NIPPON Kichi - 日本吉

2007/4/26

花見 Hanami 

Jp


 花見は季節の花、特に春の桜を眺め楽しむこと、桜の木の下で行なわれる宴席を指す。
 歴史は古く、平安時代、貴族の間で桜を邸内に植えることが好まれたのが始まりとも言われる。鎌倉時代には後嵯峨上皇が京都、嵐山に桜を植えて花見を楽しんだと言う。
 室町時代には足利氏により花の御所が建造され、四季の花見が行なわれた。この頃から花見は四季の行事として知られ始め、安土桃山時代には豊臣秀吉による大規模な宴席である「醍醐の花見」が開かれた。
 江戸時代に入り、広く庶民にも親しまれるようになり、各地に花見の名所が生まれ、春の名物として楽しまれた。
 現在でも、春先に一斉に咲き誇る桜の下で花見が行なわれている。
 たった一週間という短い時間ではあるが、咲き誇る様、そして美しく儚い散り際は見事なもので、それらを一目眺めようと、毎年多くの人々が桜の名所に集う。

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花見




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