NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/3/9


勝連城跡 Katsuren-gusuku-ato Katsuren Gusuku Ruins

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 勝連城跡(かつれんぐすくあと)は、沖縄県うるま市勝連にある城跡である。
 国指定史跡であり、標高約68〜98メートル、東西南北の長さ約140×85メートルほど。
 勝連城跡は、12〜13世紀ごろに築かれた勝連按司(かつれんあじ)の城である。
 築城者は不明だが、最後に修築したのは最後の城主、阿麻和利(あまわり)と言われる。
 首里王府は、阿麻和利を抑える為に中城城に護佐丸を配置した。
 1458年、阿麻和利は護佐丸を倒した後、首里城を攻めて大敗し、最後は王府軍に滅ぼされた。
 城跡が丘の上にあり、麓から眺めるグスクはまさに天空の城壁のようであり、今にも飛び立ちそうな雰囲気を作り出している。
 現在は勝連城跡公園として、数多くの人々が訪れる景勝地となっている。
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2007/2/16


和傘 Wagasa Wagasa (Japanese Umbrellas)

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 東洋にて傘は、貴人に差しかける天蓋として古代中国で発明され、その後、飛鳥時代の552年に仏教の儀式用の道具として、百済(朝鮮半島)を経由して日本に伝来した。
 「きぬがさ」と呼ばれ、大陸から伝来した為、「からかさ」とも呼ばれた。時代とともに改良され、竹を材料にして軸と骨を製作し、傘布に渋柿、亜麻仁油、キリ油等を塗って防水加工した油紙を使用した物になった。ただし防水性には大変優れているが、耐久性がなく、重いという欠点がある。
 和傘には番傘と蛇の目傘などの種類があり、蛇の目傘は、傘の中央部とフチに青い紙、その中間に白い紙を張って、開いた傘を上から見た際に蛇の目模様となる様にした物で、外側の輪を黒く塗ったり、渋を塗るなどのバリエーションがある。現在は岐阜市加納でつくられる「加納の和傘」が、全国で唯一本格的な生産を誇っている。
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2007/1/25


みたらい渓谷 Mitarai-keikoku Mitarai Gorge

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 奈良県の南部、吉野郡天川村の大峰山から流れ出る山上川と天の川が合流する付近が「みたらい渓谷」。季節折々の渓谷美を見せる景勝地だ。
 「みたらい」の名は、南朝の帝がみそぎをしたという伝説から由来すると言われ、今も清流は冷たく、清らかに澄んでいる。
 渓谷沿いには遊歩道が整備され、「みたらいの滝」や「光の滝」が見もの。また夏になると渓谷の周りには岩つつじなどが花を咲かせ、特に新緑と秋の紅葉は近畿一を誇る抜群の景観だ。
 遊歩道散策は約2時間30分程度。一年を通して、散策を楽しむハイカーたちで賑わう。
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