NIPPON Kichi - 日本吉

2007/5/9

岐阜 住吉灯台 Gifu sumiyoshitoudai Sumiyoshi Lighthouse

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 住吉灯台は、かつて桑名までの重要な水路となっていた水門川の船町港跡に建つ川の灯台。元禄年間(1688〜1704年)の建造と伝えられる。
 俳聖・松尾芭蕉の「奥の細道」の旅を終えた地としても有名だ。江戸深川から六百里(2400キロ)、140日をかけた芭蕉46歳の旅はここで終わった。住吉灯台に立つ碑には、「蛤(はまぐり)の
 ふたみにわかれ行く
 秋ぞ」と刻まれている。そして、伊勢の遷宮を拝むために二見(伊勢)へ旅立っていった。このときの芭蕉の心情はいかばかりであったろうか。
 灯台のすぐ下の川面に浮かぶ船と、赤い橋は風情があり、当時の面影を偲ばせる。桜の季節には川沿いにある桜並木の作り出すアーチが見事で、多くの市民が花見に訪れるという。

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住所
岐阜県大垣市
名前
岐阜 住吉灯台




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