NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/4/25


倉敷はりこ Kurashiki-hariko 

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 倉敷はりこ(くらしきはりこ)は、岡山県倉敷市に伝わる民芸品である。県の伝統工芸品に指定されている。
 明治二(1869)年、雛人形や武者人形を作っていた職人である生水多十郎(おみずたじゅうろう)が、男の子の誕生を喜び張り子の虎を創作した。それが評判となり、節句の飾り物として使われるようになったという。これが、「倉敷はりこ」の始まりとされている。現在は、4代目の生水幹一(おみずかんいち)が、その伝統を守っている。
 はりこは、木の型を作り、それに和紙を何枚も張り合わせて乾燥させ、固まった紙を型から外して色付けされているのが特徴。
 素朴さが身上で、おどけたユーモラスな顔がかわいい。品物も、鬼・天狗・おかめ・ひょっとこ・素隠居(すいんきょ)の面・首振虎・十二支など、豊富な種類を誇る。
 倉敷はりこは、素朴さの中に郷土色が息づく伝統玩具である。
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2008/1/30


メンドン Mendon 

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 鹿児島県指宿市山川利永の利永神社では、毎年一月一六日にメンドンという伝統行事が行われる。
 主人公はメンドンに扮する若者数人。女装や奇抜な服装になり、ほおかむりに顔はオカメ、ヒョットコ、鬼、天狗等の面を付けて、大根を手に人々を執拗に追い掛け回す。大根には先にヘグロという真っ黒いススが付いている。メンドンはこのヘグロがたっぷりついた大根を町民、見物人、通りすがりの車の運転手等に遠慮なくなすりつけてしまうので、見物人は次々に真っ黒になっていく。しかしこのススを塗られると、子供達はより元気に、大人たちは無病息災で一年を過ごせると言われている。
 この風習はお伊勢講の際に、伊勢神の御利益にあずかろうと神輿に集まった村人に、いたずら好きのメンドンが現れた事からはじまり、疱瘡(ほうそう)除けなどの要素も入って今の形に発展したという。
 メンドンの言葉の由来は定かではないが、とてもユニークな行事である。
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2007/8/29


小塩神楽 Koshio-kagura Koshio Kagura

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 小塩神楽(こしおかぐら)は、江戸時代から伝わる南会津の伝統芸能であり、伊南村指定の重要無形民俗文化財として指定されている。
 文政一〇(1827)年、一ノ宮香取神社の御用神楽として始まった。香取神社は千葉県佐原市にある下総国一の宮・香取神宮の分社である。
 現在、小塩地区に受け継がれていて、神楽舞、ひょっとこ踊り、おかめ踊り、鍾馗舞、和藤内などが演じられている。
 旧・伊南村(いなむら)であった南会津町の伊南地区では、小塩神楽を後世に語り継ぐために小塩神楽保存会が発足し、現地では神楽の見学や体験をすることができる。 
 
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2007/8/21


成岩神社の祭礼 Narawa-jinja-no-sairei The Festival at Narawa Shrine

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 半田市の春の山車祭りは十の地区でそれぞれ行われる。成岩(ならわ)地区で行われる成岩神社の祭礼(ならわじんじゃのさいれい)も見逃せない祭りの一つだ。
 祭礼では、北村成車(なるしゃ)、南組南車(なんしゃ)、西組神車(かみぐるま)、東組旭車(あさひぐるま)の四台の曳き廻しが見られる。一番古い旭車は弘化三(1846)年に造られたものを上半田北組から譲り受けたものである。神社への打ち込みの前に、各区の神楽・山車が善六角に出合う勇ましい光景には圧倒される。
 境内で奉納される「大獅子・小獅子の舞」は江戸中期から伝わる伝統芸能。大らかな大獅子の舞の後はおかめ・ひょっとこ姿の道化役も登場するコミカルな小獅子の舞に変わる。こちらも一見の価値がある。
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2007/7/9


日向ひょっとこ夏祭り Hyuuga-hyottoko-natsu-matsuri 

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 日向ひょっとこ夏祭りは、宮崎県日向市に伝わる郷土芸能「日向ひょっとこ踊り」を中心とした祭りである。
 毎年八月第一週の土曜日に開催されており、昭和五九(1984)年に第一回が開催されて以来、日向市を代表する一大イベントとして、周辺地域の夏の風物詩になっている。
 踊りそのものは、江戸末期から明治初期にかけて、日向の開業医であった人物によって伝えられたといわれている。
 赤い着物を羽織り、白い帯とふんどしを締め、頭にはマメシボリの手ぬぐいを結わえて狐やひょっとこ、おかめの面をつけてユーモラスに踊り歩く。
 笛や鐘、太鼓の軽快なリズムに乗って体全体をコミカルに動かすその踊りは見ているだけでも楽しいものである。夕方には県内外からの参加者1000名にものぼるひょっとこ達により、市街を練り歩くパレードも行われている。
 ユニークな面をつけ、軽快に踊る楽しいその祭りには、豊作や商売繁盛などの庶民の切なる思いが託されている。
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2007/4/26


縁起物 熊手 Engimono Kumade 

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 熊手は、鷲が獲物をわしづかみすることになぞらえ、その爪を模し作られたとされる。「福徳をかき集める、鷲づかむ」という意味が込められている、縁起物の代表である。
 「酉の市」の日には、おかめや招福の縁起物を飾った「縁起熊手」を売る露店が立ち並び、市を開催する寺社からは小さな竹熊手に稲穂や札をつけた「熊手守り」が授与される。福を「掃き込む、かきこむ」との洒落にことよせ、「かっこめ」とも呼ばれている。
 熊手は熊手商と「買った(勝った)」、「まけた(負けた)」と気っ風の良いやり取りを楽しんで買うものとされ、商談が成立すると威勢よく手締めが打たれる。また年々大きくしてゆくものとされており、大小様々なものが売られている。
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2007/2/19


福笑い Fukuwarai 

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 福笑いの起源は明らかになっていない。江戸時代後期から遊ばれ始め、明治時代にはお正月の遊びとして定着した。
 遊び方は、顔の輪郭を描いた紙の上に、布などで目隠しをされた者が切り抜いた眉、目、鼻、口などを、正しいのではないかと感じる位置に並べていく。
 絶対的なルールはなく、「正確な位置に置いた者の勝ち」「面白い顔を作った者の勝ち」など、その時々で勝敗を決める。
 そもそも、勝敗を決めずに皆で顔の出来上がりを見比べるだけでも、十分楽しめる遊びである。
 代表的なものは「おかめ」「おたふく」であるが、軍人や、近年ではアニメキャラクターなども製作されている。
 福笑いは、一年のはじめの正月において、笑うことによって福を招くという伝統的遊戯である。
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