NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/31


日本刀(天田昭次 作) Nihon-tou(Amata Akitsugu saku) Japanese Swords by Akitsugu Amata

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 かつて日本刀は単なる武器以上の存在、「武士の魂」の象徴であった。常に研ぎ澄まし、手入れを怠らず、一点の曇りもなくしておくことで心根を示し、誇りとしたのだ。そして、迷ったとき、困難に遭遇したときは、刀に問い、無言で教えを得てきた。今、日本刀は美術品として、世界の多くの人々に愛されている。
 「日本刀」の呼称は北宋の古い文献にも残っており、平安時代〜鎌倉時代には日本刀が既に海外の美術品収集家のために輸出されていたと言われる。
 現代越後の偉大な刀匠に天田昭次氏(1927〜)がいる。平成9年に国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。鎌倉期の名刀に魅せられて以来、「古代の地鉄を再現し名刀をつくる」ことを目標としているそうだ。古代の製鉄遺跡を巡り、古代製鉄炉を再現して製鉄実験を行うなど研究も重ね、今なおたゆまぬ研鑽を続けながら理想とする刀づくりへの挑戦を続けている。
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2007/1/29


天田昭次(人間国宝) Amata Akitsugu Akitsugu Amata (Living National Treasure)

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 昭和二(1927)年、刀匠、天田貞吉の長男として本田村(現・新潟県新発田村)に生まれる。平成九(1997)年、刀匠として重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。
 氏は父を振り返り「天才肌なところがあった」と語る。父が三十八歳の若さで亡くなったとき、氏はわずか十歳。父の跡を継いで刀匠になるために、小学校卒業と同時に東京の道場に入門する。以降、刀づくりに生涯をささげることとなった。三十三歳のときに病に倒れ、八年間も闘病生活を送るなど、けっして順風満帆ではなかったが、刀づくりへの執念が氏を蘇らせた。
 長年の努力が結集し、現代の刀匠の登竜門「新作名刀展覧会」で初めて「正宗賞」を受賞したのが四一歳のとき。才能と努力が世間に認められるところとなった。
 現在もなお全国各地の砂鉄を求め、たゆまぬ研鑽を続けながら日本刀の世界に挑み続けている。
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大隈俊平(人間国宝) Oosumi Toshihira Toshihira Osumi (Living National Treasure)

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 昭和七(1932)年、群馬県太田市生まれ。本名大隅貞男(おおすみさだお)。平成九(1997)年「刀鍛冶」で国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
 昭和二十七(1952)年、長野市坂城町在住の宮入昭平(みやいりあきひら)(人間国宝)に弟子入り、日本刀鍛錬技法の習得に専念。二八歳のときに独立、日本美術刀剣保存協会が主催する新作名刀展などに精力的に出品する。第1回、第2回では努力賞、第3回〜第8回では特賞、第10、12、14回では最高の賞である正宗賞を受賞。
 数々の賞に輝くも決して奢ることはなく、「職人の仕事は作品が語るもの。自らの仕事を自ら解説することはしない」として、日々ひたすら創作活動に専念している。 
 平成十三(2001)年に誕生した敬宮愛子内さまの御守刀も謹作、その他作品の多くを伊勢神宮や地元太田市などに献納・寄贈している。 
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2007/1/25


備前おさふね刀剣の里 Bizen-osafune-touken-no-sato Bizen Osafune Touken Village

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 鎌倉時代から刀鍛冶の里として栄えた岡山県長船町。その興隆を今に伝える全国的に珍しい、日本刀専門の博物館「備前おさふね刀剣の里」。この地で誕生した鎌倉時代から現代までの名刀を展示している。 
 そのほか、1300度の高熱で玉鋼を熱し打ちのばす作業を公開している鍛刀場、刀身研ぎや鍔(つば)作りが見られる刀剣工房などがあり、刀剣づくりに関わるすべての工程を間近に見られる。
 備前が日本刀の産地として栄えたのは、まず良質な原料、燃料が手に入りやすい土地柄だったこと、次に山陰と山陽を結ぶ交通の要衝だったことが挙げられる。中国山地で採れる砂鉄は日本刀づくりに適し、強い火力を可能にする燃料、クヌギ系の木が自生していた。また、東西に走る山陽道は交通の機関だったため、刀づくりに欠かせない材料や燃料の流通が盛んだったという。
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