NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/3/7


宝福寺 三重塔 Houfuku-ji Sanjuu-no-tou 

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 総社市の北西、秋葉山の山すそにたたずむ宝福寺(ほうふくじ)は、この地に生まれ後に画聖と称えられた雪舟が、少年時代に修行した寺。絵ばかり好んで経を読もうとしないので、寺の僧は雪舟を仏堂の柱にしばりつけた。しかし床に落ちた涙を足の親指につけ、床にねずみを描いたところ、僧はその見事さに感心し、雪舟が絵を描くことを許したという。山門近くには、柱に縛られた姿の雪舟のブロンズ像が置かれている。
 境内に立つ三重塔(国指定重要文化財)は、墨書銘から南北朝時代の永和二(1376)年に建てられたものであることが判明。岡山県下では二番目に古い三重塔である。高さ18・47m、本瓦葺、丹塗りで、軒の出が深く、室町時代初期の寺院建築の風格を備えている。
 塔内初層には須弥壇(しゅみだん)が設けられ、大日如来と脇侍四天王が安置され、天井には天女の絵が描かれている。
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2007/6/14


藤川宿 Fujikawa-syuku Fujikawa-shuku

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 藤川宿(ふじかわしゅく)は、東海道五十三次のうち第三十七之次である、徳川以前の鎌倉時代から続く古い宿場町であった。
 現在の東海道すなわち国道一号線は、名鉄名古屋本線を挟んで町の北側を通っており、旧道である藤川の町は思いのほか静かだ。国道一号から分岐する所には、宿場の入口を示す「棒鼻」が残っている。
 藤川は古い宿場町の保存に積極的で、現在資料館となっている脇本陣跡の門や秋葉山常夜灯、連子格子の町家など、当時を偲ばせる建造物も少なくない。藤川駅の南側に藤川小学校があり、その前に西の棒鼻がある。東の棒鼻からおおよそ1キロメートル程だ。
 そこから少し先に「塩の道」であった吉良街道(きらかいどう)の分岐があり、碑が建っている。左手に分かれるのが吉良街道で当時の松並木が残っており、また右手の東海道にも藤川の松並木があり、国道一号への合流まで続いている。
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2007/3/15


秋葉神社 Akiha-jinjya Akiha Shrine

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 秋葉神社(あきはじんじゃ)は、静岡県浜松市春野町にある神社である。祭神は、火之迦具土大神とされる。
 秋葉山本宮秋葉神社は、赤石山脈の天竜川上流に位置する、標高866メートルの秋葉山を神体山として崇敬されてきた、全国800以上の秋葉神社の総本社格である。
 創建時期には諸説あり、大宝元(701)年、行基が寺として開いたとも言われるが、社伝では最初に堂が建ったのが和銅2(709)年とされている。
 祭神は火防・火伏せの神として広く信仰された秋葉大権現であり、江戸時代に各地の火防神と同化して広がったとされる。
 また、摂社が東京にある秋葉原の語源となったのは有名である。
 秋葉神社は、昔から火事よけ、火付けの神として畏れ崇められた、長い歴史を持つ神社である
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