NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/19


七夕 Tanabata Tanabata

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 7月7日に行なわれる星祭、五節句の七夕(しちせき)にあたる。
 中国の針仕事や芸の上達を祈る「乞巧奠(きつこうでん)」が元とされ、これに一年に一度だけ会うことを許された織女星と牽牛星の伝説や、水辺で神のために衣を織る「棚機津女(たなばたつめ)」の日本の伝説が混ざり、宮中の行事となったと言われる。
 江戸時代に民間に広まり、竹に短冊を飾り、願い事を奉げる現在の形が生まれた。暦が改まった後も旧暦の7月7日の行事として行なわれる地方も多い。
 日本各地にお祭が残り、中でも宮城県仙台の「仙台七夕」や神奈川県平塚市の「湘南ひらつか七夕まつり」は大規模な七夕祭として人気が高い。
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2007/1/24


恋路海岸 Koiji-kaigan Koiji (Love-way) Beach

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 能登半島の海岸の中でも、内海の女性的な情景を醸し出しているのが恋路海岸。白い砂浜と奇妙な岩がコントラストをなす。
 そのロマンティックな海岸の名前には、逆に悲しい恋の物語が由来する。ある娘と青年が恋に落ちる。娘は夜、海岸に焚き火を起こし、青年はそれを目印にして娘と会った。二人は夜ごと逢瀬を重ねていたが、別の青年が嫉妬し、娘を閉じこめ、別の場所に焚き火を起こした。その火を目指した青年は深みにはまり命を落とした。娘も嘆き悲しみ、自ら海に身を投げた。
 現在、恋路海岸には、二人が仲良く座る像とハート型の幸せの鐘モニュメントが設置され、背後には真っ赤に塗られた鳥居と、さらに後方には弁天島が浮かぶ。青く澄んだ海、白い砂浜、赤い鳥居が美しい。
 毎年七月二七日には、恋路の火祭りが行われ、松明が夜の恋路海岸を赤く染める。
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