NIPPON Kichi - 日本吉

記事数20件: 1~8 件表示     >>     >|  

2008/8/19


間ノ岳 Aino-dake 

Jp

 間ノ岳(あいのだけ)は、静岡県静岡市葵区~山梨県南アルプス市~南巨摩郡早川町にまたがる、標高3189mの山である。日本で4番目に高い山で、日本百名山のひとつに選ばれている。
 甲府盆地からはどっしりとした山容を望め、南アルプスの最高峰である標高3193mの北岳、南にある標高3051mの農鳥岳と並んで、白峰三山とも呼ばれる。高さこそ北岳に及ばないが、山容の大きさでは北岳を上回るといわれている。
 南アルプス北部、白峰三山の真中にあり、山頂、山稜ともに広大で、東面に氷河地形の細沢カールを抱く。7月の中頃になると、カールの底はシナノキンバイの大群落の開花によって黄色く染まる。
 山名は、北岳と農鳥岳の間にあることから付けられたと考えられる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/7/14


櫛形山 Kushigata-yama 

Jp

 櫛形山(くしがたやま)は、山梨県南アルプス市と増穂町にまたがる標高2052mの山である。
 甲府盆地の西にあたり、南アルプスの前衛として赤石山脈北部に位置する。
 山容が南北に長くてなだらかな頂稜をもち、北から標高1625mの丸山、1856mの唐松岳、2003mの裸山、そして最高点である奥仙重からなっている。
 甲府盆地から眺めると、和櫛の背のように丸みを帯びた山容が見えることからその名が付いたされている。
 標高1900m辺りの頂上付近には「アヤメ平」と呼ばれる斜面の多い準平原地形が広がっており、東洋一とも言われる大規模なアヤメの群落を七月中旬以降のシーズンに見ることができる。
 アヤメの他にも、各所にクルマユリやグンナイフウロ、シナノキンバイなどの美しい高山植物が咲き誇っている。
 また、周囲はカラマツやコメツガ、ダケカンバなどの原生林が生い茂っており、美しい花々を愛でながらの森林浴を楽しむことができるだろう。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/7/9


雨乞岳 Amagoi-dake 

Jp

 雨乞岳(あまごいだけ)は、山梨県北部の街、北杜市白州町にある山だ。
 南アルプスの前衛であり、山梨県内に差し掛かる南アルプス山系としては最北端に位置する山で、その標高は2037mある。
 日本にある「雨乞い」の名が付く四岳の一つで、山梨北部はその内陸的気候から雨が少なく、この山で古くから雨乞いが行われてきた経緯があり、それが山名の由来となっているといわれ、昭和初期まで雨乞い行事が行われていた。
 全山樹林に覆われていて展望はあまり利かないが、紅葉の季節になれば色付くカシの木やカラマツと、緑を残すクマササのコントラストが頂への道中を彩る。
 また、マメザクラやヤマツツジ、ミツバツツジなどの彩り豊かな花々もあり、展望だけではない山の楽しみを味わえるだろう。
 山頂は東側が笹原になって開けており、山が南アルプスの北端にあることから他では見られない角度からの甲斐駒ケ岳や鳳凰三山、八ヶ岳などの雄峰がたたずむ姿を楽しむことができる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/7/3


甘利山 Amariyama 

Jp

 甘利山(あまりやま)は、山梨県韮崎市の西南西にあり、南アルプス市との境に位置する標高1731mの山である。
 かつては深草山と呼ばれていたが、天文年間(1532~1555)、山中にある椹池(さわらいけ)に巣食う毒蛇を武田信玄の家臣で武将の一人でもあった甘利昌忠(あまりまさただ)が退治した功から、甘利山と呼ばれるようになったとされ、山梨百名山の一つにも数えられている。
 韮崎市内から山頂付近まで県道が続き、車で上まで登頂可能となっている。
 準平原地形の山頂付近には、おおよそ一五万株ともいわれるレンゲツツジやスズランの群落があり、六月中旬から下旬にかけてのシーズンには多くの人が訪れる。他にもミヤマザクラやシモツケソウ、アキノキリンソウなどほぼ一年を通して、様々な草花を楽しめる。
 高原状の山頂からは大菩薩嶺や奥秩父、八ヶ岳等の横たわる巨大な山塊やその上に聳える富士山の雄峰、足元に広がる甲府盆地の絶景を心行くまで堪能することができるだろう。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/6/30


北精進ケ滝 Kitashoujiga-taki 

Jp

 長野県に隣接する山梨県北杜市(ほくとし)は平成の大合併によって生まれた、山々に囲まれた市である。その武川地区に東日本最大の北精進ヶ滝(しょうじがだき)がある。
 神仏祈願のために、この滝を浴びて身を清めたことがその名の由来となっており、南アルプス南側にあるドンドコ沢の、南精進ヶ滝に対して名付けられたともいわれている。
 北精進ヶ滝は、南アルプス北側に連なる鳳凰三山のひとつ、地蔵ヶ岳を源流としている石空川(いしうとろがわ)に懸かる滝である。石空川渓谷には大小五つの滝があるが、中でも北精進ヶ滝は落差が一二一mもある堂々たる姿で、日本の滝一〇〇選にも選ばれている。
 滝見駐車場から滝までは遊歩道が整備されている。鉄の梯子や吊り橋、丸太橋などがあり、美しい自然の彩りを楽しみながら変化に富んだ道を進んでいくと、壮大な滝が姿を現す。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/6/5


美ヶ原 Utsukushi-ga-hara 

Jp

 美ヶ原(うつくしがはら)は、長野県の松本市~上田市~小県郡長和町にまたがる、標高2034mの山である。日本百名山のひとつに選ばれている。
 中部山岳地帯の中央に位置し、四囲の山々の展望に優れた台地状の山である。
 八ヶ岳中信高原国定公園の一角にあり、八ヶ岳連峰、富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、頚城山塊、浅間山、奥秩父の山々まで同時に見る事が出来る。
 山頂付近は美ヶ原牧場と呼ばれる牛の放牧地で、高原は面積600ヘクタールの広さを持っている。
 また、美ヶ原高原のシンボルとして中央に建てられた高さ6.6mの美しの塔は、霧の日には鐘を鳴らして道しるべとなり、晴れた日にはアルプスを背景に記念撮影の絶好の場所となっている。
 美ヶ原は、高原で知られる平坦な山頂部を持つ山である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




甲武信岳 Kobushi-dake 

Jp

 甲武信岳(こぶしだけ)は、山梨県山梨市~埼玉県秩父市~長野県南佐久郡川上村にまたがる、標高2475mの山である。別名・甲武信ヶ岳(こぶしがだけ)とも言われ、日本百名山のひとつに選ばれている。
 かつて甲州、武州、信州と呼ばれた山梨県、埼玉県、長野県にまたがっている事から、甲武信岳という名前になった。
 奥秩父山塊の中のひとつで、長野・新潟を横断し日本海に流れる信濃川の源流にもなり、山梨・静岡を通って太平洋にながれる富士川、東京湾へ流れる荒川の分水嶺となっている。
 奥秩父の中心にあり、奥秩父のヘソとも言える。山頂からは、富士山・南アルプスの山々などが眺望出来る。
 甲武信岳は、絶大な眺望と落ち着いた趣を備えた山である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/6/4


妙高山 Myoukou-zan 

Jp

 妙高山(みょうこうざん)は標高2454メートルで、日本百名山のひとつに数えられ、美しい円錐形であることから、別名「越後富士」とも呼ばれている。
 和銅年間(708~715)に開山され、中世には修験者の行場として栄え、信仰登山が行われた。山そのものも、かつては旧妙高村の関山神社の社領だった。
 池の平、赤倉、燕の各登山口は古くからの湯量豊富な温泉地で、緩やかな斜面には多くのゲレンデが開かれている。山頂は北峰と南峰の二つのピークがあり、どちらも眺望は360度見渡せ、佐渡島や浅間山、南北アルプス、戸隠山、黒姫山など広い眺望を楽しむことができる。
 妙高山を中心として、神奈山、大倉山などの外輪山が∪字型に取り巻いている。南麓にある笹ヶ峰牧場は、妙高西側稜線上にある火打山や焼山登山の基地でもあり、秋になると紅葉につつまれ、美しい景観を見せる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数20件: 1~8 件表示     >>     >|  
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter