樽前山 Tarumaezan Mt. Tarumae
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樽前山(たるまえさん)は、北海道の支笏湖の南東に位置する標高1、041mの活火山。
支笏洞爺国立公園に属する樽前山は、4万年前に大爆発を起こした支笏カルデラの南東部に約9000年前に形成された後カルデラ火山だ。有史以前に数度爆発を起こし、江戸時代から明治期にかけて噴火が頻発した。近年では昭和五六年に小噴火が起きている。
山頂部に直径南北1・2キロメートル、東西1・5キロメートルの平たい外輪山があり、そのカルデラの中にさらに低い中央火口丘がある。その火口を埋める形で、明治四二(1909)年に世界的にも珍しい溶岩ドームが生じた。樽前山は、日本でも珍しい三重式火山だ。
この溶岩ドームは、樽前山溶岩円頂丘として、北海道より特別天然記念物に指定されている。
樽前の名前の由来は、アイヌ語のタオロ・マイ(川岸の高いところ)といわれる。
支笏洞爺国立公園に属する樽前山は、4万年前に大爆発を起こした支笏カルデラの南東部に約9000年前に形成された後カルデラ火山だ。有史以前に数度爆発を起こし、江戸時代から明治期にかけて噴火が頻発した。近年では昭和五六年に小噴火が起きている。
山頂部に直径南北1・2キロメートル、東西1・5キロメートルの平たい外輪山があり、そのカルデラの中にさらに低い中央火口丘がある。その火口を埋める形で、明治四二(1909)年に世界的にも珍しい溶岩ドームが生じた。樽前山は、日本でも珍しい三重式火山だ。
この溶岩ドームは、樽前山溶岩円頂丘として、北海道より特別天然記念物に指定されている。
樽前の名前の由来は、アイヌ語のタオロ・マイ(川岸の高いところ)といわれる。
- 住所
- 北海道千歳市・苫小牧市
- 名前
- 樽前山