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2007/8/15


七夕絵灯篭まつり Tanabata-edourou-matsuri Tanabata Edoro Matsuri

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 七夕絵灯篭まつりは毎年八月、秋田県湯沢市で行われる祭りである。
 太い青竹に短冊や紙細工などを下げ、夜には美人画などが描かれた大小の絵灯篭を掲げ、明かりを灯す。
 この祭りは、秋田藩佐竹南家五代目義安公に、京都の公卿、鷹司家から嫁いだ姫君が、京都への郷愁を短冊に記し青竹に飾ったことが始まりと言われ、それを知った町民が家々に短冊や吹流しを青竹に吊るし、悲しみが去ることを願ったのが今の祭事になったと言う。
 元々は短冊や工夫を凝らした紙細工などが主体だったが、明治時代以降に絵灯篭が作られ、現在の形になったと言われる。
 絵灯篭は市民プラザ内にも展示されており、祭りの期間外でも見学することが可能である。
 姫君の心を慰めるための秋田の幻想的な夏祭りは、多くの人々を魅了してやまない。
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2007/7/27


広瀬川灯ろう流し Hirose-gawa-tourou-nagashi The Lantern Float in the Hirose River

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広瀬川灯ろう流し(ひろせがわとうろうながし)は、宮城県仙台市を流れる広瀬川河岸宮沢橋~広瀬橋間にて毎年お盆の季節に行われている行事である。
 今から約250年ほど前の宝暦・天明・天保時代、数度にわたる冷害や大凶作があり、東北で数十万の人々が飢餓に見舞われた。
 その際、伊達藩が広瀬橋近くに救助小屋を設けた事から、悲運の死を迎えた人々を供養する為に広瀬川で灯ろう流しが始められた。
 以来、毎年続けられており、戦後は花火大会も同時に開催されるなど、仙台の夏の風物詩として親しまれ、しばし中断ののち、平成二(1990)年より復活した。
 野外コンサートや、夜には大花火大会が行われ、そのフィナーレには広瀬川一杯に広がる130mの大ナイヤガラが広瀬川を彩る。
 広瀬川灯ろう流しは、仙台を代表する由緒ある行事である。
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2006/11/28


弥彦公園 もみじ谷 Iyahiko-kouen Momiji-dani Momiji-dani (maple valley) and Yahiko Park

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 弥彦公園は弥彦温泉郷にあり、新潟県弥彦駅より徒歩1分ほどの所にある。広さは16万平方メートルにもおよぶ。園内には渓流や築山、噴水など様々な異なる見どころが配置されている。色づく木々もそれぞれ異なった雰囲気の中で楽しめるのがじつに風流だ。特に、もみじ谷には昔の木橋を再現した観音橋があり、見事に調和の取れた紅葉風景を演出している。
 また、いたるところに桜やツツジや花菖蒲などが植えられ、四季折々の美しさを堪能できる。春には桜が満開となり、大変な見ものとなっている。ツツジと菖蒲は6月には見ごろを迎え、秋の紅葉とはひと味ちがった清そな雰囲気を漂わせる。こちらも必見だ。
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2006/11/27


護王神社 Goou-jinjya Goou Shrine

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 護王神社は、京都市上京区にある神社である。旧社格は別格官幣社。別称子育明神。和気清麻呂と姉の和気広虫を祭神とする。
 正確な創建の年代は不詳である。もとは神護寺境内にあったが、明治19年(1886年)この地に移された。
 広虫が慈悲深く、京中の孤児を養育した事により子育て明神と呼ばれ、育児の神として信仰される。
 拝殿の前に狛犬の代わりにいのしし像があるが、これは清麻呂をいのししが守護したという故事にちなむ。そのため、「いのしし神社」とも呼ばれ親しまれている。 また、境内には全国から奉納された多数のいのししのコレクションが展示されている。土鈴、置物、色紙、絵馬といったものから本物のいのししの剥製まで様々だ。この神社は、亥年生まれの人には特にご利益があるという。
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