NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/7

永山光幹(人間国宝) Nagayama Koukan(Ningen-kokuhou) 

Jp


 国の重要無形文化財に指定されている刀剣研磨(とうけんけんま)。刀剣類の地鉄、刃文の美しさ、刀工の個性を引き出すのが目的の技術である。
 この刀剣研磨の人間国宝に認定されているのが永山光幹(ながやまこうけん)氏である。大正九(1920)年生まれ。14歳から本阿彌光遜(ほんあみこうそん)氏に師事し、本阿彌平十郎成重(ほんあみへいじゅうろうせいじゅう)により完成された、本阿彌流の刀剣研磨の技術を習得する。中でも最も重要な「下地研ぎ」の極意を徹底的に極めたという。
 地肌の美しさや刀工の個性を引き出す研磨が評価され、平成十(1998)年の78歳のときに人間国宝に認定された。
 「日本刀を研ぐ」「刀剣鑑定読本」など、刀剣に関する著書も多い。

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住所
243-0000 神奈川県
名前
永山光幹(人間国宝)




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