NIPPON Kichi - 日本吉

記事数3件: 1~3 件表示          

2008/5/20


藤崎八幡宮秋季例大祭 Fujisaki-hachimangu-syuukireitaisai 

Jp

 藤崎八幡宮(ふじさきはちまんぐう)は、熊本県熊本市井川淵町にある神社である。祭神は応神天皇、神功皇后、住吉三神。
 承平五(935)年、敕願により藤原純友(ふじわらのすみただ)の乱の追討と九州鎮護の為、宮崎庄の茶臼山に石清水八幡宮から勧請を受けて創建され、熊本の総鎮守として信仰を集めた。
 秋季例大祭(しゅうきれいたいさい)は、毎年九月の第三月曜日をその最終日とする五日間で行われている例祭である。
 放生会(ほうじょうえ)といって、捕らえていた生き物を解放したのが祭りの起源とされる。
 牛車にひかれた神輿、鎧をきた随兵と、槍を持つ陣笠、威勢のいい馬追い行列があり、「ドーカイ、ドーカイ」という掛け声と、ラッパなどの鳴り物で賑やかに行進しながら、熊本市内を練り歩く。
 藤崎八幡宮秋季例大祭は、伝統ある華やかな祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/4/3


小烏丸 Kogarasumaru 

Jp

 小烏丸(こがらすまる)とは、天皇家の宝刀である。
 ある日、桓武天皇の元に伊勢神宮からの使いであると、一羽の大きな烏(からす)が舞い降り大刀を授けられた、との伝説からこの名が付けられたと言われる。
 この刀を打ったのは天宝時代の大和の刀鍛冶、天国(あまくに)であるとされている。
 平安時代末期、平貞盛が平将門・藤原純友らの起こした反乱、承平・天慶の乱(じょうへい・てんぎょうのらん)を鎮圧する際に、天皇よりこの刀を拝領、以後、平家一門の家宝となっていたが、壇ノ浦の戦いで一度行方不明となる。しかし、江戸時代に入り小烏丸の所在がわかり、現在では皇室御物として保管されている。
 刀剣としての特徴は、刀身の先端から半分以上が両刃となり、斬ることよりも突くことに適した刀で、鋒両刃造(きっさきもろはづくり)または小烏造と呼ばれている。ミステリーの多い、神秘的な刀である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/10/5


日振島 Hiburi-jima 

Jp

 日振島(ひぶりじま)は、宇和島市の西方約28kmの沖合いに浮かぶ小島。全体が山の形をしており、屈曲の多い入江の美しさが格別で、釣りのメッカとして知られている。島では豪快な自然を満喫できるほか、中世の歴史探索も楽しめる。
 平安時代に「藤原純友(ふじわらのすみとも)の乱」の舞台となった日振島には、純友も使用していたといわれる古井戸「みなかわの井戸」や、反乱の際に立てこもったとされる高さ約80mの小山・城が森(じょうがもり)の「純友の砦跡」などが残されている。
 島名は、その昔、闇夜に船が航路を見失った時、島民が振る松明の火を頼りに無事にこの島に辿り着いたことから「火振島」、これが転じて「日振島」になったという。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数3件: 1~3 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter