NIPPON Kichi - 日本吉

記事数3件: 1~3 件表示          

2007/11/22


文様 紗綾形(サヤガタ) Monyou Sayagata 

Jp

 紗綾形(さやがた)とは、卍(まんじ)つなぎの一種で、卍を斜めに連ねた連続文様の和文様である。
 和文様とは、平安時代以来、公家の服装・調度品や装飾に用いられた形、色、構成などに独自の優美な様式を持つ図柄の総称である。
 桃山・江戸時代に紗綾織(さやおり)が明から輸入され、地文様として使われたので、紗綾形と呼ばれるようになったと言われる。
 卍を斜めに崩して連続文様にしたもので「卍崩し」「卍繋ぎ」または「雷文繋ぎ」などとも呼ばれ、白生地や帯地の地紋によく使われる文様である。
 染物の地文様、建築の装飾などにも用いられ、慶長時代の小袖のほとんどは紗綾形の綸子(りんず)であったといわれている。
 文様・紗綾形は、組子障子・欄間・衝立など建築の和風装飾や絹織物に良く用いられる、伝統的な和文様である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/26


中津城 Nakatsu-jo Nakatsu Castle

Jp En

 中津城は、大分県中津市にある水城である。
 豊臣秀吉より豊前6郡を拝領した築城の名手、黒田孝高(如水)が山国川河口の地に心血を注いで築城したのが始まりである。城郭の形が扇の形をしていたことから「扇城」とも呼ばれる。
 周防灘(豊前海)に臨む山国川河口に築城され、堀には海水が引き込まれている。いわゆる水城であり、日本三大水城の一つに数えられる。
 城内には衣装、刀剣、陣道具、古絵図、古文書など興味深い資料が展示され、公開されている。
 中津城は、現在中津公園となっている。中津神社の境内でもある。1964年、ここに模擬五層天守と隅櫓が建てられ、天守内は資料館となっている。
 中津城は、戦国の昔に作られた古城であり、中津のシンボルと言える存在である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/11


琉球王朝絵巻行列 Ryuukyuu-ouchou-emaki-gyouretu The Ryukyu Kingdom Royal Procession

Jp En

 琉球王朝絵巻行列は、那覇市で行われる県民参加型のお祭、首里城祭のメインイベントである。
 琉球王朝絵巻は、中国皇帝使者・冊封使が琉球に訪れた時の行列を再現したものである。
 那覇市中心部の国際通りで、国王、王妃、明・清の使者(冊封使)、伝統芸能団体を加えた1300人が、艶やかな衣装をまとい、路地楽や古典音楽を奏でながら厳かに行進する。
 イベント性を持たせるために、芸能行列を加えるなどのアレンジを施している。全て県民からの公募で選出されており、祭の期間中、首里城内では伝統芸能披露のステージが催される。
 琉球王朝絵巻は、壮大で華麗なる行列であり、まるで琉球王朝時代にタイムスリップしたかのような異空間を感じさせてくれる、歴史と幻想のお祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数3件: 1~3 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter