NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/15

象潟 蚶満寺 Kisakata-kanman-ji 

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 蚶満寺(かんまんじ)は曹洞宗の寺院で、秋田県にかほ市象潟町に位置する。
 仁寿三(853)年、慈覚大師により開基されたと伝わり、正嘉元(1257)年、北条時頼により再興された。
 本尊は釈迦牟尼仏、境内には江戸時代の建立とされる山門、地蔵堂などが立ち並ぶ。
 元禄二(1689)年、松尾芭蕉が訪れ、「象潟や 雨に西施が ねぶの花」の句を詠んだ、現在境内には芭蕉の像と句碑が残る。
 近隣一帯は元々、「象潟八十八潟、九十九島」と呼ばれた大小の島々の浮かぶ入り江だったが、文化元(1804)年の大地震により土地全体が隆起し、干潟となった。
 近隣は田園地帯となっているが、当時、蚶満寺二十四世覚林が島を崩すことに反対したおかげで、現在、60余の島跡が残り、その姿を見ることができる。

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住所
018-0122 秋田県にかほ市象潟町象潟島
名前
象潟 蚶満寺
電話
0184-43-3153




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