東京都千代田区にある「大己貴命」（えんむすびの神様）「少彦名命」（商売繁盛の神様）、「平将門命」（防災厄除の神様）の三柱の神様を祭神とする、１３００年の歴史を持つ神社。
　境内には、日本最大規模の石造りの大国様が鎮座する。また、日本三大祭のひとつとされる「神田祭」が有名である。
　１６００年天下分け目の合戦「関が原の合戦」で、徳川家康が勝利を願いこの神社（この頃は明神と呼ばれていた）で祈祷を行なった。その結果、９月１５日、神田祭が行なわれる日に見事願いが叶い、勝利した。それ以来、徳川家では縁起の良い祭礼として今後絶やさず祭りを執り行うよう命じたという。
　１月の初詣には午前０時の開門と同時に、家庭円満、縁結び、商売繁昌、事業繁栄などのご利益を授かろうと数十万人の人手が参拝する。