NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/13


神寺不動尊 松景院 Kamitera-fudou-son Shoukei-in Kamitera Fudoson Shokeiin Temple

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 神寺不動尊・松景院(かみてらふどうそん・しょうけいいん)は真言宗のお寺で、天正一九(1591)年、実恵法印(じつえほういん)によって開山された。
 当時この辺りは田尻川と美女川に挟まれ、梅の古木が混ざった松林が茂っていた。さらに川端にある芽を竹に見立て「松竹梅茂る目出たき処、ここに厄除開運の寺を建てん」との願いにより、「梅光山松景院」の名が付けられたと伝えられている。
 開山以来、ここでは神仏習合の修験道の作法を修行するため「神寺」と呼ばれていた。明治時代に行われた廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)を免れ、神仏習合の信仰を今に伝える珍しい寺である。
 本尊である神寺不動尊は高さが約七メートル、重さ四〇トンを誇る規模である。二一万枚の護摩修行における護摩の木を、二一日間の断食修行でお焚き上げし、その灰を混ぜて造られたもので、世界でも類をみない大きさである。
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2007/7/3


黒森山浄仙寺 Kuromori-yama-jousen-ji 

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 黒森山浄仙寺は、文政七(1824)年、黒森山の中腹に黒石来迎寺良諦の弟子である是空行者の開山した寺。
 是空が断食修行中に「ここより北の方の清泉の湧き出たるところにて修行せよ」と霊告があり、黒森山にて清泉をみつけた。そこに永住することに決めた是空は、廃庵状態にあった黒石の上ノ坂の浄仙庵の復興という形で開山し、後の明治八年浄仙寺となった。
 境内には住職が昭和四〇年ころから花菖蒲を植えており、現在では二〇〇種二万株にもなっているため、シーズンである七月上旬には極楽浄土のような景色となる。
 また、山の自然もあり、秋の紅葉も大変見ごたえがある。
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2007/6/20


みろくの滝 Miroku-no-taki The Miroku Waterfall

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 みろくの滝は青森県三戸郡田子町にある高さ30m、幅20mの滝である。
 この地で断食修行をし、凶作時に祈願して大滝を呼び田畑を潤した僧・中岳坊が、弥勒菩薩を祀っていた事から名付けられた。
 ブナの原生林に囲まれた瑞々しい深い緑のトンネルを抜けると、立ちふさがる巨大な岩が目の前に現れる。岩肌を流れる清水は、別名「ソーメンの滝」とも呼ばれており、巨岩の上を白い幾筋もの水が流れる姿は繊細で、神秘的な美しさである。
 この場所に半日いれば、滝の飛沫が放つイオン効果と森の生気により、体中がほぐされ癒されていくだろう。
 四季折々の景色の中に流れる美しさは一見の価値があり、すぐ隣にはみろくの滝親水公園もある。
 みろくの滝は、神々しく流れる神秘の瀑布である。
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