NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/1/30


登米新緑薪能 Toyoma-shinryoku-takigi-nou Toyoma Shinryoku Takigi-Noh

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 毎年六月中旬、宮城県登米町の伝統芸能伝承館森舞台で、二三〇年の歴史を持つ登米薪能(とよまたきぎのう)が上演される。
 午後五時頃に火入りの儀が行われると、白砂の上にかがり火に囲まれた舞台が現れ、朗々とした格調高い演目がおよそ三時間上演される。薪の燃える音や香りが心地よく、日常生活とかけ離れた美しさに観客は魅了される。
 登米薪能は伊達政宗が能を愛したことから、伊達一門である登米伊達家も能楽を公の儀式の際の式楽として取り入れたことにはじまった。その後武士の作法として伝承され、明治以降は地域住民に浸透し守られていく。登米薪能を現在まで伝承している登米謡曲会は明治四一(1908)年に発足、プロの域にまで届く高いレベルで伝統を守り続けている。
 宮城県無形民俗文化財に指定されており、今でも広く愛され続ける人気の薪能だ。
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2007/12/26


能楽 Nougaku 

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 伝統的な演劇である「能」「狂言」「式三番(しきさんばん)」の三種を総称して「能楽(のうがく)」という。室町時代より600年以上、演じ受け継がれてきた日本を代表する舞台芸術で、言葉や節回しは室町時代の様式を今に残している。
 能楽の源流を辿ると奈良時代まで遡るが、大陸から伝わってきた「散楽」という民間芸能が「猿楽/申楽(さるがく、さるごう)」と呼ばれる様になり、鎌倉時代の中期頃には俳優である「シテ」の歌や舞いを中心に、相手役の「ワキ方」、伴奏である地謡(じうたい)や囃子を行う「囃子方」、「狂言方」などで構成された音楽劇へと発展していった。
 その後、小面(こおもて)や翁などの能面を使用する「能」や、時代と共に様々な世相をとらえて風刺する台詞劇の「狂言」へと戯曲や演劇技法、出演者と細かな区別がされていき、現代に至っている。
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2007/11/12


調べ緒 Shirabe-o Shirabeo

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 調べ緒(しらべお)は、調べとも呼ばれる、小鼓・大鼓・太鼓などで使用される紐のことである。
 二つの鼓面をつなぐ役割だけではなく、鼓の奏者は、演奏中にも胴と皮を結ぶ調べ緒をきつくしたり緩めたりすることによって楽器の音の調律をするため、出来具合で鼓の響きが決まってしまう。
 古くからあるものだが、専門の調べ司(しらべし)が生まれる明治一〇(1877)年ごろまでは、楽師などがあり合せの丈夫な繊維で調律をしていた。
 調べ緒は、日本麻2本をより合わせた後、25もの細かい手順によって作られる。奏者が握っても伸びずに元にもどるコシと、長い時間使っていても手の皮を痛めない柔らかさが同時に求められ、製作には技術と経験が必要とされる。
 調べ緒は、鼓が使用される能楽、歌舞伎、長唄、民謡などで大変重要な部品となる伝統的な紐である。
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2007/2/15


阿紀神社 Aki-jinja Aki Shrine

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 阿紀神社は奈良県宇陀市、西山の麓に位置する古社。
 神武天皇東征の折、熊野の難所を越えて、この地に天照大神を祭ったのが始まりとされる。
 祭神は天照大神。社殿は伊勢神宮正殿と同じ作りである神明造り南向きであり、破風板が屋根をつらぬき千木になり、棟の上に堅魚木が並べられる。
 境内には能舞台が作られ、江戸時代初期から能楽が奉納されてきた。大正時代に一時途絶えたが、平成四年に薪能が行なわれ、現在は「あきの蛍能」として毎年6月に行なわれている。
 神社の前には、柿本人麻呂の歌で知られる「かぎろひ」が見られる「かぎろひの丘」が広がり、厳冬の早朝には幻想的な光で照らされる。
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2007/2/1


竹生島 Chikubu-shima Chikubu Island

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 竹生島(ちくぶしま)は、滋賀県長浜市にある、琵琶湖の北部に浮かぶ面積0.14平方km、最高標高197mの島である。国指定名勝および国指定史跡。
 葛籠尾崎(つづらおさき)の南約2kmに位置する。全島が針葉樹で覆われており、琵琶湖八景の一つにも数えられている。また能や平曲、近世邦楽でも取り上げられている。
 古来より信仰の対象となった島で、神の棲む島とも言われる。南部には日本三大弁天のひとつ竹生島神社と、西国三十三箇所三十番札所の宝厳寺(本尊は大弁財天)がある。
 島の周辺は深く、西側付近は琵琶湖最深部である。北の葛籠尾崎との間には湖底遺跡があり、水深70mほどの湖底から多数の土器が引き揚げられている。
 竹生島は、古い歴史と神話を持つ、伝統ある島である。
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