NIPPON Kichi - 日本吉

2006/12/22

石州和紙 Sekisyuu-washi Sekisyuu Japanese Paper

Jp En


 島根県の西部石見地方一帯で、伝統工芸品として今でも作られている、手漉きの和紙。その歴史は1300年と言われる。
 原料には地元で栽培される良質な楮(こうぞ)の木など、植物の靭皮(じんぴ)繊維を使う。
 かつて大阪商人は、石州半紙を帳簿に使っていた。帳簿は商人の命の次に大事なもので、火災のときには、帳簿を井戸に放り込んで避難する。石州半紙でできた帳簿は、微細、強靭に作られているため、顧客情報を失うことはなかったと言う。
 石州和紙が完成するまでの工程は、原材料の調達から、加工、紙漉きまで10工程以上もの作業、すべて手作業で行われ、職人として高度な技術を必要とする。
 重要無形文化財にも指定されている。

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住所
699-3225島根県浜田市三隅町古市場957-4
名前
石州和紙 久保田
電話
0855-32-0353
HP
http://www.sekishu.jp/




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