NIPPON Kichi - 日本吉

2007/5/1

福田忠雄 Fukuda Tadao 

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 福井県今立郡今立町に伝わる伝統工芸品「越前和紙」の伝統工芸士。
 昭和五十三(1978)年、伝統工芸士に認定される。2000年には、福井県指定無形文化財に認定。
 越前和紙の歴史は古く、今から千五百年前に、岡太川の上流に美しい姫が現れ、村人に紙漉きの技術を教えたと言う伝説がある。
 正倉院にある奈良時代の文書には、「越の紙」という記述が残り、江戸時代には越前奉書として幕府や福井藩の庇護を受け、広く発展を遂げた。
 氏が持つ技法「墨流し」は800年前から伝わり、氏ともう一人のみが伝える秘伝。紙の上に幾重にも重なる墨の模様は美しく、財布や人形などの加工に用いられている。
 「完璧なものを残しておけばなんとかなる」と、伝統の技法を多くの作品に残している。

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住所
915-0234 福井県越前市大滝町11-11 福井県和紙工業協同組合
名前
福田忠雄
電話
0778-43-0875




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