NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/19


野間神社 Noma-jinja 

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 野間神社(のまじんじゃ)は、鹿児島県南さつま市笠沙町にある神社である。祭神は瓊々杵尊(ににぎのみこと)、木花咲姫尊、火須勢理尊、彦火々出見尊、火照尊。
 創始の年代は不明であるが、神社そのものは往古よりあったと伝えられ、瓊々杵尊を祀る日本最古の神社とされる。
 神社は元々標高591mの野間岳山頂にあり、東宮と西宮に分かれて野間権現と呼ばれていた。
 天文二三(1554)年、島津忠良が東宮を、永禄一〇(1567)年には西宮も再建した。
 文政一三(1830)年、台風によって社殿が崩壊したため、神社を山頂から八合目まで下ろし、島津斉興により東宮と西宮を統合して1つの社殿として、現在地に再建された。
 野間神社は、昔から崇敬され続けてきた古社である。
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2007/9/10


霧島山 Kirishima-yama Mt. Kirishima

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 霧島山(霧島連峰・霧島火山群)は、鹿児島県霧島市と宮崎県えびの市・小林市の境界にある火山群の総称である。日本百名山の一つに選ばれている。
 約30万年前に大噴火を起こした、加久藤カルデラの南縁に誕生した後カルデラ火山とされる。
 標高1700mの最高峰・韓国岳をはじめ、高千穂峰、中岳、大幡山、御鉢などからなっており、大浪池、大幡池、御池、六観音池など多くの火口湖が存在する。
 一帯は霧島屋久国立公園に指定されており、高地にはミヤマキリシマの群生地がある。
 高千穂峰の山頂には、アマテラスの孫ニニギが、降臨する際、逆さに突きたてたという天の逆鉾が立てられている。
 また、坂本龍馬夫婦の日本最初の新婚旅行地としても知られている。
 霧島山は、天孫降臨を伝える日本創世神話の地である。
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霧島神宮 Kirishima-jinguu 

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 霧島神宮は、鹿児島県霧島市霧島田口にある神社である。祭神は天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)。国指定の重要文化財とされる。
 欽明天皇の御宇(540年)、高千穂峰と火常峰の間に社殿が造られたのが始まりとされる。
 火山の麓にあるため度々炎上し、天暦年間(938~956年)には高千穂河原に遷されるが、ここでも噴火の巻添えで炎上する。
 文明一六(1484)年、現在地に兼慶が神社を再建した。
 正徳五(1715)年、現在の社殿が完成する。
 修験僧による霧島山を中心とした、霧島六所権現信仰の中心的役割を果たしている。
 社殿はいずれも朱塗りの華麗なものであり、特に本殿は内部も豪華に装飾され、贅をこらしていて、西の日光とも言われる。
 霧島神宮は、神代からの長い伝統を誇る古社である。
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2007/8/29


二上神社 Futagami-jinja 

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 二上山(ふたがみやま)は標高1082メートルある天孫降臨(てんそうこうりん)ゆかりの山として知られ、つつじの名所でもある。この山の高千穂町と五ヶ瀬町の境界付近にあるのが二上神社(ふたがみじんじゃ)である。
 天孫降臨とは、天照大神(あまてらすおおみかみ)の命令により、孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、「葦原の中つ国(天の高天原(たかまがはら)と、地の黄泉の国(よみのくに)の中間にある地上の世界)」を治めるために高天原から地上に降り立ったことをいう。
 昌泰元(898)年に現在地に社殿が建立され、永正八(1511)年に三田井右京大夫右武が再建、文化一一(1814)年炎上したためまた再建された。
 伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と伊耶那美命(いざなみのみこと)を祀る。上代では山頂に祀られていたのが、昌泰年間(898~900年)に高千穂町押方に東宮、五ヶ瀬町三ケ所に西宮が建立され、それぞれ二上神社、三ヶ所神社(さんがしょじんじゃ)となっている。
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2007/8/3


可愛岳 Eno-dake Mt. Enodake

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 可愛岳(えのだけ)は、宮崎県東臼杵郡北川町から延岡市にまたがる標高728mの山である。
 延岡市内から北を眺めれば、どこからでもその雄姿を正面に見ることが出来、山頂からの見晴らしも良く、千丈覗(せんじょうのぞき)からの海側も絶景とされる。
 西郷隆盛率いる薩摩軍の「可愛岳突破」で有名な、東西に長い山頂部を持つ花崗岩の岩山で、登山口には、西南の役で和田越えの戦いに敗れた西郷軍が最後の軍議を開いた屋敷が、西郷隆盛宿陣跡資料館として残っている。
 小さな滝のある水飲み場、巨岩巨石に古い石垣跡の前屋敷などがあり、山頂の鉾岩はニニギノミコトの御陵とされ、崇神天皇の御代に社殿をここに建て、可愛山大権現社と称した。
 毎年11月3日に日本一遅い山開きがあり、福岡、大分方面からの参加者で大いに賑わう。
 可愛岳は、西郷隆盛に縁の深い自然豊かな山である。
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2007/3/15


富士山本宮浅間大社 Fujisan-honguu-sengen-taisha Fujisan Hongu Sengen Taisha Shrine

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 富士山本宮浅間大社は、静岡県富士宮市宮町にある神社である。祭神は、木花之佐久夜毘売命となっている。
 日本国内の1300余にのぼる浅間神社の総本宮であり、富士信仰の中心地である。富士山を神体山とし、山頂に奥宮がある。
 垂仁天皇3(紀元前27)年頃に富士山麓にて祀ったのが始まりと伝わる。
 元々の祭神は富士山の神霊である浅間大神であるが、いつの時代からか、神話に登場する木花之佐久夜毘売命と同一視されるようになった。
 現在は、木花之佐久夜毘売命を主祭神とし、夫神の天津日高日子番能邇邇芸命(あめにぎしくににぎしあまつひこほのににぎのみこと)、父神の大山津見命を配祀する。
 富士山本宮浅間大社は、富士山の八合目より上を所有し、歴代の武将にも崇め奉られた古式ゆかしい神社である。
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